より良い都市をデザインするための共通のことばを考える。|コモンズ会議001 GOOD URBAN DESIGNーAru Society creative city commons TOKYO
主催 | ロフトワーク |
---|---|
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2025-03-18 (火) 18:00〜21:00
- 会場:FabCafe Tokyo (〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目22−7 道玄坂ピア 1F)
- 参加費:2,000円(定員:35名)
- 詳細・申込:https://loftwork.com/jp/event/20250318_aru_commons-tokyo_01
内容
共にある社会を描きながら、そのためには都市がどう在ると良いのか、都市に関わるすべての人たちにとって共通の価値観を生み出していくー。そのためには、空間としての都市がどのように成り立っているのか、どのように出来上がっていくのか、その基本を知ることが第一歩になるのではないかと考えました。そして、都市デザインに対する “知”は、学びと体感の双方向によって生まれてくるという仮説を立てています。
このように都市に対するリテラシーを高めていく場をデザインすることで、企業、自治体、アーティスト、キュレーター、デザイナーといった様々な領域のクリエイターといった多様な人々が、共に “TOKYO” という都市の未来を考え、共通の価値観と共通の言語を創り出していくことで、都市が社会に開かれていく軌跡を導き出していけるのではないかと考えています。
都市をもっと多様な観点からデザインし、社会へ開いていくために。creative city commons TOKYO(クリエイティブシティ・コモンズ・トーキョー)をAruSosoetyプロジェクトのアクティビティとして立ち上げることとなりました。
コモンズ会議の1回目は、ゲストスピーカーに東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授・中島直人さんをお迎えし、まずは、アーバンデザインの基本的な考え方について、ニューヨーク市の実践ケース“パブリックスペース・ムーブメントによる都市の変革”をもとに共有していただきます。そして、参加者のみなさまと共にトークセッションを行い、夜には、ナチュールワインのAruBarを今回特別に開催しますので、楽しい夜の時間を共に過ごしながら、これからの“TOKYO” という都市の未来について是非とも語り合いたいと思います。
当日は中島先生の編著『ニューヨークのパブリックスペース・ムーブメント 公共空間からの都市改革』(中島直人 編著/関谷進吾・北崎朋希・三浦詩乃・三友奈々 著、学芸出版社、2024年発行)に基づき、ニューヨーク市が民主主義をいかに都市の中で体現するか?を壮大な都市計画として実装してきたかについて、専門的な内容を非常にわかりやすく紐解きながらお話いただきます。
こんな人におすすめです
商業施設等の開発を通して、まちの価値を上げることに関心がある方
文化、建築、アートの観点から、都市をデザインしていくことを考えている方
未来に向けた都市戦略や都市ビジョンを考えている自治体の方
地域との対話から、有機的にエリアの再構築していくことを目指している事業者の方
新たな視点での都市リサーチの仕方を模索している方
都市をもっと面白く、クリエイティブにしていきたいと考えている方
スピーカー
中島 直人
東京大学大学院, 工学系研究科都市工学専攻教授
1976年東京都生まれ。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院修士課程修了。博士(工学)。東京大学大学院助手、同助教、イェール大学客員研究員、慶應義塾大学専任講師、同准教授、東京大学大学院准教授を経て、2023年12月より現職。専門は都市計画。近年の著作に『都市計画の思想と場所 日本近現代都市計画史ノート』(東京大学出版会、2018年、日本都市計画学会論文賞受賞/日本建築学会著作賞受賞)、『コンパクトシティのアーバニズム コンパクトなまちづくり、富山の経験』(共編著、東京大学出版会、2020年)、『アーバニスト 魅力ある都市の創生者たち』(編著、ちくま新書、2021年)『ニューヨークのパブリックスペースムーブメント 公共空間からの都市改革(編著、学芸出版社、2023年)。「人・運動・場所から編成する都市計画史に関する一連の研究」で2024年度日本建築学会賞(論文)を受賞。
岩沢 エリ
株式会社ロフトワーク, Culture Executive/マーケティング リーダー
小川 敦子
株式会社ロフトワーク, アートディレクター
ケルシー・スチュワート
株式会社ロフトワーク, Sustainability Executive/FabCafe チーフコミュニティオフィサー(CCO)