「捉えがたさを捉える建築映像」ゲスト:瀬尾憲司|建築映像ナイトVol. 2

主催 けんちくセンターCoAK
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2025年2月23日(日)18:00~19:30
  • 会場:けんちくセンターCoAK(京都市左京区下鴨東半木町67−17,1F)
  • 参加費:一般 1,000円、学生 500円
  • 詳細・申込:https://forms.gle/eEPjuUUEJ41QajdD6

内容

図面や模型、テキストと同じように映像は建築を表現する媒体であるという認識が近年高まっている。その背景には、映像制作が身近になったことに加え、インターネット・S N Sの発達により制作者と鑑賞者の両方のハードルが下がったことが根底にあるといえる。すでに16年続くロッテルダム国際建築映画祭AFFRの他、国内でも京都の建築映画祭が開催されており、2023年には東京での建築映像館が反響を呼んだ。また建築家自身や協働するアーティストによって制作された建築映像を目にする機会もめずらしくない。しかし未だその映像表現に対しての創造的・批判的議論の場は足りていないように思える。そこで、建築映像について研究と制作の両面から関わられている瀬尾憲司氏を招いたトークイベントを開催する。伝統的な建築メディアである図面や写真とは異なり、鑑賞者の解釈の自由度が高いことや、時間を取り入れた表現であること、つまり捉えがたさこそが映像の特質であるが、そのことが建築を記録することのみならず建築そのものの可能性も広げることになるのだろうか。

ゲストプロフィール:
瀬尾憲司(セオ ケンジ)
1991年 高知県生まれ。2014年 早稲田大学建築学科卒業。2016年 同大学院修了。2016–2017年 YKK AP 窓研究所勤務。2017年より建築映像作家として活動。2020–2023年 早稲田大学建築学科 非常勤講師。2020年よりガラージュ 共同主宰。2023年 建築映画館2023 主宰。