コミュニティコーディネーター講座 〜こどもを中心に考える、まちづくりの未来〜

主催 東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(Cedep) まちの保育園・こども園(ナチュラルスマイルジャパン株式会社) まちの研究所株式会社
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2024年12月21日(土)14:00-19:00
  • 会場:UNIVERSITY of CREATIVITY(UoC)〒107-6323 東京都港区赤坂5丁目3−1 赤坂Bizタワー 23F.
    ※オンライン参加可
  • 参加費:
    ・現地参加…1,000円(お茶菓子付) ※お茶菓子は18:00〜の懇親会時に提供します。
    ・オンライン参加…無料 ※オンライン参加の方の試聴は14:00-16:00の時間のみとなります
  • 詳細・申込:https://peatix.com/event/4198560/view

内容

保育園・こども園・子育て支援施設の現場で、昨今、広がりを見せている「コミュニティコーディネーター」。こどもの興味・関心に寄り添いながら地域との共存関係を築き、保育者と共に環境を整えこどもに多様な経験を生み出すために置かれた専門職です。地域とこども・保護者・保育者の橋渡しを担う、この「コミュニティコーディネーター」について、私たちは2018年から公開講座を開講し、実践や可能性を広く社会と共有してまいりました。

今年度は昨年に引き続き、東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(Cedep)、まちの保育園・こども園、まちの研究所株式会社に加え、株式会社博報堂(UoC)が企画協力として参加し、実施いたします。

今年のテーマは「こどもを中心に考える、まちづくりの未来」です。

これからの「まちづくり」では、単にインフラや建物を整備するだけでなく、「場」を作り、地域の人々をつなぐことがより重要だと考えられます。特に、こどもを中心に考えるまちづくりは、地域社会のつながりを育み、これからの社会を支える基盤となります。

今回の講座では、コーディネーターの役割を深掘りし、地域の人々や行政との連携を通じて、どのように地域に根ざした「場」を作り上げていくかを具体的な事例から学びます。

講座の前半はゲストスピーカーによるKeynote Sessionを行います。
まちの保育園・こども園代表の松本理寿輝に加え、一般社団法人つわの学びのみらいの代表理事として、学校や保育所の壁を越えた縦のつながりや、地域や家庭や行政といった横のつながりのある環境づくりをめざした活動をされている宮本善行さんと、東京都市大学にて多様な観点からまちづくりの研究をされている後藤智香子先生にお越しいただき、それぞれの方からご自身の取り組みや事例、今後の展望などについてお話しいただく予定です。

また、学習院大学教授・東京大学名誉教授の秋田喜代美先生よりそれぞれの取組についてご講評をいただいた後に、ゲストスピーカーによるセッションを行い、「こどもを中心に考える、まちづくりの未来」について語り合います。

講座後半にはグループワークを行い、参加者同士で対話する時間も用意しています。
この講座を通じて、保育・子育て支援に限らず、スモールコミュニティのつながりを育むコーディネーターの役割について考え、これからの社会にどのように貢献できるかを参加者みなさんとともに考えていきます。

※コミュニティコーディネーターとは、保育園・こども園・子育て支援施設の現場で、地域とこども・保護者・保育者の橋渡しをする職員のことです。こどもの興味・関心に寄り添いながら地域との共存関係を築き、保育者と共に環境を整えこどもに多様な経験を保障する役割を担います。

登壇者

・秋田喜代美(学習院大学教授・東京大学名誉教授)
・宮本善行(一般社団法人つわの学びのみらい代表理事)
・後藤智香子(東京都市大学准教授)
・高橋翠(東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(Cedep) 助教授)
・松本理寿輝(まちの保育園・こども園代表・まちの研究所株式会社 代表取締役、JIREA代表)

ファシリテーション

・根岸拓哉(まちの保育園小竹向原共同代表、ナチュラルスマイルジャパン・チーフコミュニティコーディネーター)