世界初、海上浮遊型の酪農場 オランダ・ロッテルダムの港湾部に建設中

Courtesy Beladon

オランダのディベロッパー・Beladon社が、ロッテルダムの港湾部に水上浮遊型の酪農場を建設中で、都市農業の新たな実践例として注目されています。

開発中の敷地は89フィート四方(約222坪)。開設後は乳牛40頭を飼育し、平均で一日211ガロン(約800リットル)の牛乳生産拠点とすることが計画されています。また乳牛に与える飼料には、市内の醸造所や製粉所で排出された穀類などの副産物が活用される予定です。

Beladon社は公式サイト上で、海上に開発する理由について、限られた国土のなかで敷地の確保が可能で、かつ加工拠点や消費拠点への物流上合理的であること、また洪水や海面上昇などの気象・気候変動に対し、浮遊型施設の適応力が高いことなどを挙げています。

Floating Farm Rotterdam from Eline Wieland on Vimeo.

(Cover Image: Courtesy Beladon

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