パレスチナの家庭風景をVRで体験 イスラエル博物館のインスタレーション展示に反響
イェルサレムにあるイスラエル博物館で、パレスチナ人の家庭の風景をヴァーチャル・リアリティで体験できるインスタレーションが展示されています。
“Visitors”と名付けられたこのVR作品は、真ん中で半分ずつに分かれ、一方がユダヤ人の家庭、もう一方がパレスチナ人の家庭をそれぞれ模した部屋に設置されており、VRグラスを装着することで、実際に録画・録音されたそれぞれの家庭の風景を体感できるようになっています。
「他者との遭遇」をテーマにした展覧会の一角にあって、スマートフォンが街中での他者とのコミュニケーションに及ぼしている影響に焦点を当てた作品群などとともに展示されており、3ヶ月で20万人以上が来場するなど反響を呼んでいます。
(Cover Image by the Israel Museum)
詳細
- Israelis experience Palestinian home life in virtual reality(The Guardian)
- I to Eye – Together or Alone(the israel museum, jerusalem)
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