『トイレからはじめる防災ハンドブック』著者・加藤篤さんがMBSラジオ「ネットワーク1・17」(2024年9月8日放送)に出演
『トイレからはじめる防災ハンドブック 自宅でも避難所でも困らないための知識』著者・加藤篤さんが、「MBSラジオ「ネットワーク1・17」」(2024年9月8日放送)に出演されます。
元日に発生した能登半島地震では、断水や停電などによって水洗トイレが使えなくなり、深刻なトイレ不足が起こりました。NPO法人「日本トイレ研究所」の調査によると、仮設トイレの設置日がわかっている能登の10か所の避難所のうち、3日以内に仮設トイレが届いたのは、わずか1か所で、2週間以上かかった所も1か所ありました。
能登半島地震の場合は、被災地が半島で道路が寸断されたことなどにより、仮設トイレの搬入が特に遅れたとみられていますが、過去の災害をみても、仮設トイレの設置にはある程度の時間がかかります。一方で、排せつは我慢することができません。同研究所の被災者アンケートによると、発災の6時間以内におよそ7割の人がトイレに行きたくなったと答えています。場合によっては、水や食事よりも先に”トイレの備え”が必要になるかもしれません。
地震だけでなく、台風などの風水害でも水洗トイレが使えなくなる場合があります。私たちはどのように備えればよいのでしょうか。番組では、日本トイレ研究所の代表理事・加藤篤さんに災害時のトイレ対策について詳しく聞きます。