国交省が「安定的な木材確保体制整備事業」の公募開始 “ウッドショック”への対応

  • 国土交通省が「地域型住宅グリーン化事業(令和3年補正)」のうち、「安定的な木材確保体制整備事業」の公募を開始した。中小工務店、建材流通・製剤事業者等の関係事業者の連携によって安定的な木材確保を目指す先進的な取り組みを支援する。
  • 事業概要と応募については次のとおり。

1. 事業概要
本事業は、地域における木材の安定的な確保のための体制を整備する先導的な事業に対して、補助を行うものです。また、体制の整備にあたり、システム開発が必要な場合についても補助を行います。応募状況や提案内容等によりますが、10件程度の提案を採択できるよう考えております。詳細は募集要領をご覧下さい。

(体制整備のイメージ)
ICT技術の活用により、地域の中小工務店や製材事業者、原木供給者等の間で、木材の需給に関する情報を共有し、計画的な木材生産、需給の変動に応じた木材の融通を行う体制整備 等

2.応募方法と受付期間
募集要領に従い、下記応募受付期間中に応募申請してください。応募申請の様式及び作成方法については、提案書作成事項に従って作成してください。

応募受付期間:
令和3年12月24日(金)~令和4年1月21日(金)

国土交通省の公式発表(「詳細はこちら」と同)から一部を抜粋

  • コロナ禍において、各国内の木材需要のバランスが崩れ、木材価格が高騰、高止まりの状況が続く「ウッドショック」が長期化している。建築業界において、材料調達のめどが立たず工期が延びるといった影響が出ている。

詳細はこちら

令和3年度補正地域型住宅グリーン化事業(うち、安定的な木材確保体制整備事業)の公募を開始します

(2021/12/24|国土交通省)

https://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_001061.html