植物肉で持続可能な食糧提供を目指す 三菱ケミカルホールディングスが植物肉のスタートアップDAIZに出資
- 三菱ケミカルホールディングスは、植物肉のスタートアップDAIZに出資したと発表した。現在、世界的に畜産による環境負荷*が指摘されており、また人口増加に伴うタンパク質の需要が増大してることから、持続可能な食糧供給への貢献を期待している。
*畜産動物が排出する温室効果ガスが全体に占める割合は大きい
- DAIZは2015年に設立され、熊本市に本社を置く。発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・生産しており、既にフレッシュネスバーガー、イオン、ニチレイフーズなどの商品に導入されているほか、国内外への販路も広めている。
- 従来の「大豆搾油粕」を主原料とする植物肉は、栄養価や風味などが本物の肉から遠いものが多く、大豆特有の臭みなどもあり、肉に近づけるために多くの添加物が加えられるなど課題を抱えていた。
- 一方で「ミラクルミート」は独自の技術によって大豆を丸ごと使いながら肉の食感を再現している。また、原料に発芽大豆を使用することで、栄養価やうまみを増大し、添加物を何も足さずに植物肉を完成させている。
詳細
植物肉「ミラクルミート」のDAIZと三菱ケミカルホールディングスが資本業務提携、持続可能な食糧供給・温室効果ガス低減への貢献を目指す
(2021/09/03|DAIZ(PR TIMES))