VUILDとBIOTOPEがアプリで設計するデジタル家づくりプラットフォーム「Nestingβ」を開発
- デジタルテクノロジーを活用した木材加工のしくみや活用などで知られるVUILDと、共創型戦略デザインファームのBIOTOPEが協業し、土地選びから家の組み立てまで、ユーザーが理想の暮らしと住まいを自分たちで実現できるデジタル家づくりプラットフォーム「Nesting(ネスティング)β」を開発した。自分や誰かと共に、自分たちなりの豊かさを自ら生み出し、共有する、ポスト資本主義の住まい・ライフスタイルの実現に向けた取り組みだ。
- Nestingβの家づくりのプロセスは以下のとおり。
1.土地の選択
日本の各地域のコミュニティホストが提供する敷地の中から、風景やコミュニティなども参考に好みの土地を選択する。2.暮らし方を考える
都会の暮らしでは持つことを諦めていた書斎やスタジオ、店舗や工房など、理想の暮らしを妄想し、暮らしをプランニングする。3.アプリで間取りを設計する
現在開発中の家の設計アプリで必要な間取りを描くと、瞬時に家の形が立ち上がり、概算の見積もりを取得する。予算と要件を確認しながら間取りの調整をできます。4.住宅性能を決める
気候風土に合わせて住宅の仕様を決める。予算に応じて、設備の種類・断熱材の厚み・建具の性能を決めることで、エコハウスやオフグリッドハウスの建築も可能。
また昨今話題の自律分散型水循環システム「WOTA BOX」(WOTA株式会社)の選択も可能。5.家を組み立てる
地域の木材を用いて、地域に置いてある3D木材加工機「ShopBot」で家の部品が出力。専門家の指導のもと、プラモデル感覚で家族や仲間と家づくりを楽しみながら組み立てる。
- プロトタイプとなる1棟目は9月末に竣工(北海道弟子屈町)、その後シェアビレッジ株式会社との協業による5棟を同時に建設するコープラティブヴィレッジ(秋田県五城目町)が計画されており、家の設計アプリは10月に正式リリース予定。
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アプリで作る理想の住まい。VUILD、デジタル家づくりプラットフォーム「Nesting β 」を開発 ポスト資本主義の住まいを作る
(2021/05/10|VUILD(PR TIMES))