黒川紀章設計「カプセルハウスK」が宿泊可能に 工学院大学鈴木敏彦研究室×MIRAI KUROKAWA DESIGN STUDIO「カプセル建築プロジェクト」

  • 工学院大学鈴木敏彦研究室とMIRAI KUROKAWA DESIGN STUDIOが共同し、黒川紀章が自身の別荘として設計した「カプセルハウスK」(長野県佐久郡)を保存活用する「カプセル建築プロジェクト」を始動する。鈴木敏彦教授は1984~1990年まで黒川紀章建築都市設計事務所に勤務、黒川未来夫氏は黒川紀章氏の長男だ。
  • 「カプセルハウスK」は、急斜面に設けた人工地盤にコア部分があり、そこから斜面側に向かって「BC-25型」と呼ばれるカプセル:諸室が4つ、キャンチレバーで飛び出した構成。使用されたカプセルは、東京・銀座で同じく熱心に保存活用活動が取り組まれている「中銀カプセルタワービル」と同じである。特徴的な丸窓からは、都市の風景ではなく周囲の緑が切り取られる。
  • MIRAI KUROKAWA DESIGN STUDIOでは現在、「カプセルハウスK」を2021年5月に公開、同年6月からは宿泊施設として活用するためにクラウドファンディングにて協力を呼びかけている。リターンとしては1970年の大阪万博開催時に出版された『黒川紀章の作品』(1970年、美術出版社)など書籍やリトグラフがある。既に実施中で5月23日までの予定。

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工学院大学、黒川紀章の「カプセルハウスK」を 共同で保存活用、5月公開

(2021.04.07|工学院大学広報課(@Press))

https://www.atpress.ne.jp/news/254584

クラウドファンディングのお知らせ

(2021/3/28|MIRAI KUROKAWA DESIGN STUDIO)

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