岸和田市庁舎建替の事業者選定委員会を辞任した委員が声明を公表
- 2020年12月に報じられた「岸和田市新庁舎整備事業」で事業者選定委員会の委員の過半が辞任した事態に関して、2021年1月5日(火)に辞任した元委員4名が辞任の理由などについての声明を公表した。
- 声明では、辞任の理由について、二次審査直前に市当局から相談なく3社中2社を失格としたので1社について審査するよう求められたが、それについて委員らの疑念を晴らす説明がなかったことが説明され、今回の場合辞任せざるを得なかったとしている。
- 声明の最後にはデザインビルドの審査・運営に関する委員らの考えをまとめ、設計と施工が一体となった複雑な発注方式であるからこそ審査における競争性、審査側の高い専門性や運営の透明性が担保されなければならないことを強調し、公共建築の審査の在り方・進め方について強く啓蒙している。
詳細はこちら
岸和田市新庁舎設計及び施工事業者選定委員会辞任について
(2021/01/05|辞任した4委員のSNSより)
https://drive.google.com/file/d/1vdzDn96A-26DTgFfINVpuzU8KC2pbEbN/view
関連記事