鹿島建設が日本で初めて建物すべてのフェーズでBIMによる「デジタルツイン」を実現
- BIMの活用と、仮想空間上に現実の事象を再現する「デジタルツイン」を積極的に推進してきた鹿島建設が、BIM推進モデルプロジェクト「オービック御堂筋ビル新築工事」にて、建物の企画・設計から竣工後の維持管理・運営までの各フェーズの建物データの連携が可能なBIMによるデジタルツインを実現した。
- 今回のプロジェクトでは、「企画・設計」「施工」「維持管理・運営」の3つのフェーズで周辺環境に対するシミュレーションや、実際の状況との確認、既存のプラットフォームとの連携などが実施された。プレスリリースのページでは、イメージ画像や動画も公開されている。
- 竣工後の維持管理・運営については既存の「鹿島スマートBM」と連携しつつ、省エネ化や機器の長寿命等と組み合わせ、建物のライフサイクルコスト低減に向けた取り組みを行っていくとのこと。
※BIMとは…Building Information Modellingの略称で、コンピュータ上で作成された建築物の3Dモデルに材料や性能といった建築物の属性情報を併せ持たせたもの。建築物の生産プロセスや維持管理における生産性の向上のため、官民連携のもと、国を挙げて取り組まれている課題。
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日本初!建物の全てのフェーズでBIMによる「デジタルツイン」を実現
(2020/05/11|鹿島建設)