『社会的処方』の著者・西智弘さんが安楽死と緩和ケアをテーマにした「だから、もう眠らせてほしい」をnoteで連載中

社会的処方 孤立という病を地域のつながりで治す方法』の著者・西智弘さんが、ブログサービスnoteにて、安楽死と緩和ケアをテーマにした連載「だから、もう眠らせてほしい ~安楽死と緩和ケアを巡る、私たちの物語」を執筆中です。

世界から安楽死を無くすために。死にたくなくなる社会をつくるために。西さんが本書でまとめた「社会的処方」の取り組みにつながるストーリーになっています。

ぜひご覧ください。

僕はある夏、安楽死を願った二人の若い患者と過ごし、そして別れた。
ひとりはスイスに行く手続きを進めながら、それが叶わないなら緩和ケア病棟で薬を使って眠りたいと望んだ30代の女性。そしてもうひとりは、看護師になることを夢見て、子供たちとの関わりの中で静かに死に向かっていった20代の男性だった。

――(中略)――

僕は二人が懸命に生きた記録を、僕らがそこで交わした言葉を、残しておきたい。そして4人から聞いた「世界から安楽死を無くす」ためのヒントをどうしてもみんなに伝えたい。そう思って筆をとった。

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公開日:2020/02/06
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