今日のニュースレター|新刊発売!『自治体の財政診断入門 ─「損益計算書」を作れば稼ぐ力がわかる』&関連のお知らせ

鈴木文彦 著

A5判・208頁・本体2500円+税
2022年1月1日発売

担当編集者より

「損益計算書は“平和の道具”だ」と著者の鈴木さんは豪語します。新しい公共施設の建設、生活支援の制度充実、傷んだインフラの修繕、学校の統廃合・・・・・・ともすれば賛成・反対に二分され、座礁しがちな行政の施策。財政を悪化させないギリギリのラインを見極め、どう優先順位をつければよいか。そんなとき、企業の財務診断と同じ目線での分析が大活躍するというのです。読み終える頃にはまちを「診る」目がちょっと変わる、骨太な一冊をぜひお役立てください。(松本)

内容

財政の問題と処方箋は、自治体版の損益計算書を作れば全部わかる!財務状況を網羅した決算統計の見るべきポイント、要約された決算カードの読み方、行政キャッシュフロー計算書の活用法、実態を診るための検査値と診断の勘所、収支改善の方策まで、財務分析のプロが解説。人口減少時代の行財政改革に向けた本格的な手引き。

著者

鈴木文彦

大和総研金融調査部主任研究員
1993年立命館大学卒、七十七銀行入行。2004年財務省出向(東北財務局上席専門調査員)を経て2008年から大和総研。中小企業診断士、FP1級技能士。日経グローカル「自治体財政 改善のヒント」、財務省広報誌ファイナンス「路線価でひもとく街の歴史」連載中。他執筆多数。共著に『地銀の次世代ビジネスモデル』(日経BP社、2020年)。​​​​​​​

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『自治体の財政診断入門 「損益計算書」を作れば稼ぐ力がわかる』鈴木文彦 著

セミナー
プロが教える!自治体の財政診断入門【基礎編】

「黒字なのに破綻危機!?」「市町村合併は成功だった!?」「小さな町の未来は!?」
こうした財政の問題と処方箋は、自治体版の損益計算書を作れば全部わかります。
基礎編・実践編の2回に分けて開催する本講座では、財務状況を網羅した決算統計の見るべきポイント、要約された決算カードの読み方、行政キャッシュフロー計算書の活用法、実態を診るための検査値と診断の勘所、収支改善の方策まで、財務分析のプロが解説します。
人口減少時代の行財政改革に向けた財務分析の素養を身につけたい方はぜひご参加ください。

基礎編の内容

  • 自治体をグループ企業に見立ててみよう
  • 財政状況を要約した「決算カード」とは?
  • 押さえておきたい2つの経常収支比率
  • 自治体の損益計算書、行政キャッシュフロー計算書の使い方
  • 4つの検査値で診断する3つの病名

概要

  • 日時:12/23(木) 19~20時
  • 場所:オンライン
  • 講師:鈴木文彦

詳細はこちら

プロが教える!自治体の財政診断入門【基礎編】(2021/12/23 オンライン)

セミナー
プロが教える!自治体の財政診断入門【実践編】

実践編の内容

  • 黒字なのに財政危機!? 涌谷町のケース
  • 資金運用表を見れば一目瞭然! 京都市の財政危機の真の要因
  • 平成大合併の効果はあったのか
  • 改善策は財政問題から逆算して考える
  • 経済の自立なくして財政の自立なし! 診断の地方創生への活用策

概要

  • 日時:1/20(木)19~20時
  • 場所:オンライン
  • 講師:鈴木文彦​​​​​​​

詳細はこちら

プロが教える!自治体の財政診断入門【実践編】(2022/1/20 オンライン)

【Podcast】学芸出版社 クイックライブラリー

気になるあの本の一節を朗読でお届けする“学芸出版社クイックライブラリー”。今回は、企業の財務分析と同じ手法で地方自治体の財政を読みとく方法について解説した、『自治体の財政診断入門 「損益計算書」を作れば稼ぐ力がわかる』から、「第1章 地方財政の現状と既存指標の課題」をお届けします。本書の著者は、大和総研金融調査部主任研究員の鈴木文彦さんです。

詳細

【Podcast】​​​​​​​学芸出版社 Author’s Talk

気になる書籍の著者に、本に込めた思いや執筆の裏話を尋ねるAuthor’s Talk。​​​​​​​今回は、企業の財務診断と同じ手法で地方自治体の財政を読みとく方法について解説した、『自治体の財政診断入門 「損益計算書」を作れば稼ぐ力がわかる』の著者で、大和総研金融調査部主任研究員の鈴木文彦さんをお迎えしました。

詳細はこちら

記事  『自治体の財政診断入門』
自治体の損益計算書は“平和の道具”!?――鈴木文彦さんインタビュー

おカネの出どころや使い道が一般の感覚とはまったく異なる地方自治体の台所事情を、企業(の財務分析)の視点で読みといてみたらどうなるんだろう・・・・・・
そんな編集担当者のギモンから企画がスタートした『自治体の財政診断入門 「損益計算書」を作れば稼ぐ力がわかる』。民間企業と同じ視点で自治体の財政を診断するノウハウについての解説はもちろん、日本の自治体財政の現状と課題についての読み物としても充実しています。
今回は、「自治体の損益計算書は“平和の道具”」と豪語する著者の鈴木文彦さん(大和総研金融調査部主任研究員)に、執筆の経緯や書籍のおススメポイントなどについて伺いました。

詳細はこちら

自治体の損益計算書は“平和の道具”!?――『自治体の財政診断入門』著者・鈴木文彦さんインタビュー

今月の学芸出版社

今月発行予定の新刊や、開催予定の関連イベントをまとめてご紹介しています。

🎄 学芸出版社 2021年12月のラインナップ