欧米の公共空間における子どもの遊び場とそのリスクを検証したレポート
欧米諸国の公共空間における子どもの遊び場と、そのリスクや責任について検証したレポート(白書)を、オランダの財団「Bernard van Leer Foundation」が公開しています。
白書は、屋外で身体を動かす経験が子どもの成長において良い効果をもたらすという知見が蓄積されつつあることを踏まえてまとめられたもので、負傷やそれに伴う訴訟リスクを低減するために禁止事項が多く定められている国の実情や、ラグビーやホッケー、スケートなどより危険の高いスポーツや交通事故などのリスクとの比較、管理者がリスクマネジメントのために負う経済コストの実態などについて言及されています。
詳細
Playing it Safe? – A global white paper on risk, liability and children’s play in public space(Bernard van Leer Foundation)
関連書籍
RePUBLIC 公共空間のリノベーション
馬場正尊/Open A 著
四六判・208頁・本体1800円+税
https://book.gakugei-pub.co.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-1332-0.htm