ロンドン市が住宅建設アプリをローンチ 敷地周辺の状況や気候、植栽種などがわかるサービスも
- 新型コロナウイルス禍の建設業界のため、ロンドン市長は、テクノロジーに優れた設計事務所であるBryden Woodと、住宅コンサルであるCastとともに、住宅設計アプリPRiSMをローンチした。
- これは、最新のデジタルテクノロジーとデータを駆使し、住宅の設計や建設をサポートするものだ。
アプリは無料で入手でき、ユーザーは専門的な知識をシェアしたり、設計プロセスを改め、ロンドン市民に向けた住宅を建設できる。 - PRiSMは当市の住宅建設戦略のための最新の開発であり、6月に急遽発足された市の組織Covid-19 Housing Delivery Taskforceにとっては、テクノロジーとその研修のための次なる一歩に位置付けている。このようなフリーのアプリを開発したのは、ロンドン市が世界で初めてのこと。
- このアプリでは、今回の新機能により3Dで住宅を設計でき、あわせて建物や周辺環境、地域資源や生態系(樹木の立地や種類)、気候、道路情報、交通インフラ、敷地へのアクセス、土地種別などがわかる。さらに、PRiSM 2.0では、マンションのブロックや、地下室、基壇部分の機能的な設計、アパートのセットバックなどのディテールもわかるようになった。