日本建築学会 「著作権法改正に伴う『ダウンロード違法化の対象範囲の見直し』についての緊急会長声明」を発表

漫画などのコンテンツの海賊版対策として政府が今国会への提出を目指している著作権法の改正案に対し、一般社団法人日本建築学会は会長の古谷誠章氏名で、緊急声明を発表しました。

声明は、適法でないソースからの私的なダウンロード行為を広範に刑事罰の対象とする同改正案が、クリエイティブな活動における情報収集やコミュニケーションの阻害となることについて、「建築学の調査研究において、また建築設計等の活動においても同様」であるとして、懸念を示す内容です。

その上で、改正案に基づく規制に「強く反対」の意を示し、焦点となっている「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」に関して、法案からの削除もしくは要件の厳格化を求めています。

詳細

著作権法改正に伴う「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」についての緊急会長声明(日本建築学会)

記事をシェアする

公開日:2019/03/11/最終更新日:2023/08/30
学芸出版社では正社員を募集しています
学芸出版社 正社員募集のお知らせ