【募集終了】一般財団法人計量計画研究所が第28回IBSフェローシップを募集 対象の研究テーマ2件を発表(締切:2023年5月23日)
IBS(The Institute of Behavioral Sciences-一般財団法人計量計画研究所)は、わが国の学術研究活動に寄与することを目的として、研究助成制度「IBSフェローシップ」を実施しています。毎年、研究者を公募し、海外における特定テーマの研究を助成致します。関心のある方は積極的に応募してください。なお、研究成果は公刊致します。
2023年度研究テーマ
2023年度は下記2テーマについて実施します。
①PARISプロムナード・プランテ、NYハイライン、TOKYO スカイコリドーの比較研究
パリの郊外鉄道ヴィンセンス線廃線跡の高架橋につくられたプロムナード・プランテ(4.9km)、ニューヨークのウエストサイド線の高架部分に建設されたハイライン(2.3km)は、回廊公園や空中緑道としてして再設計され、多くの利用者に親しまれている。また、東京においても、東京高速道路(KK線、約2km)は、周辺まちづくりに合わせ、歩行者系ネットワークを形成し、上部空間をTokyo Sky Corridorとして整備の検討が進められている。
本研究では、PARISプロムナード・プランテ、NYハイライン、TOKYOスカイコリドーの3つを対象に、それぞれの歴史的経緯、周辺の再開発、事業方法等の比較研究を行う。②シアトルのアラスカンウェイ高架橋撤去プロジェクトの経緯と評価
良好な都市空間の創出を目的に、2019年初頭、シアトルのアラスカンウェイ高架橋の代替トンネルが完成し、古い高架橋の閉鎖と解体が行われ、ウォーターフロント沿いの新しい開発が行われた。
本研究では、シアトルのアラスカンウェイ高架橋撤去プロジェクトの経緯を整理するとともに、現状における道路交通の実態と周辺の再開発を含めたウォーターフロントの整備状況を整理し、さらにその評価を行う。助成対象研究者
研究方針等を審査の上、2つのテーマにそれぞれに委嘱
助成金額および期間
2つのテーマそれぞれ2年間で150万円
応募要領
資格
学歴職歴は不問。原則として、海外生活経験者。
応募方法
IBSホームページ( http://www.ibs.or.jp/ )上で実施要領をご確認の上、以下の必要事項(A4版用紙1枚分、書式自由)と「個人情報に関する同意書」を郵送又はE-mailにて送付して下さい。
※受取確認のご連絡をさせて頂きます。連絡がない場合は、お手数ですが下記申込み先担当者までご連絡をお願いいたします。
- 姓名
- 性別
- 生年月日
- 連絡先(住所、TEL、FAX、E-mail)
- 学歴(最終学歴を記述)
- 職歴
- 研究歴(著書、発表論文ならびに主宰・協力または参加した諸活動を念頭にして記述)
- 海外生活体験(具体的に記述)
- 研究方針(テーマを選択の上、具体的に研究内容、研究方法、スケジュール等を記述)
締め切り
2023年5月23日(火)必着
発表
2023年6月上旬、本人宛通知(応募の秘密厳守)
採択された方は、2023年7月11日(火)開催のフェローシップ発表会において、研究方針の発表をお願いします。
その他詳細
*IBS及びIBSフェローシップについての詳しい情報をIBSホームページ( http://www.ibs.or.jp/ )に掲載しております。