西村幸夫『都市から学んだ10のこと』刊行記念セミナー@京都(6.4)
セミナーのご案内
学芸セミナー 西村幸夫講演会【京都編】
「多様な空間から読み解く都市の構想力」
―『都市から学んだ10のこと まちづくりの若き仲間たちへ』刊行記念―
━概要
- 日 時:2019/6/4(火)19:00~21:00(開場18:30)
- 会 場:タイルギャラリー京都(学芸出版社3階) 京都市下京区木津屋橋通西洞院東入ル
- 参加費:聴講のみ/1000円(テキスト持参の方は無料)、聴講+テキスト/2300円 ※テキスト=『都市から学んだ10のこと』(学芸出版社、2019/4/1発行、2300円)
- 詳細・申込み:http://i.r.cbz.jp/cc/pl/daax9784/epawqzy6crs8/3a6h7lmw/
━趣旨
『都市から学んだ10のこと』は、わたしが長い間、都市を対象に仕事をしてきて、都市から学んだことをまとめたものです。わたしが都市から学んできたこと、そしてこれからも学んでいくであろうことを通して、読者のみなさんに、都市と向き合うとはどのようなことなのか、ひとつの先例を示そうとしました。
またこの本では、都市から学んだもうひとつの重要なこととして、都市空間の多様な魅力を取り上げています。
今回のセミナーでは、都市空間にひろがる多様な意匠、すなわち、ちょっとしたまちかどや小広場、坂道などの小空間、あるいは水辺の風景やひとびとが集う情景などを、魅力的な都市の風景写真で紹介することにしたいと思います。
都市をどう読み取り、その個性と魅力をどのように将来世代に引き継ぐかということを考える際に、カメラでとらえたこれらの情景が、はっきりとした手がかりを与えてくれるのではないかと思います。
魅力的な都市空間に通底している、道と建物と土地の広がりの中に展開される生活の息吹き、そしてその多様さを感じていただければと思います。
─西村幸夫
━登壇者
西村幸夫
神戸芸術工科大学教授、東京大学名誉教授。
1952年、福岡市生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院修了。明治大学助手、東京大学助教授を経て、1996年より2018年まで東京大学教授。2018年より現職。専門は、都市計画、都市保全計画、都市景観計画など。
おもな著書に『県都物語』(有斐閣、2018年)、『西村幸夫 文化・観光論ノート』(鹿島出版会、2018年)、『まちを想う』(同) 、『都市保全計画』(東京大学出版会、2004年)、『環境保全と景観創造』(鹿島出版会、1997年)など。おもな編著に『まちを読み解く』(朝倉書店、2017年)、『都市経営時代のアーバンデザイン』(学芸出版社、2017年)、『証言・まちづくり』(同、2011 年)、『証言・町並み保存』(同、2007年)、『日本の風景計画』(同、2003年)、『都市の風景計画』(同、2000年)などがある 。
━タイムテーブル
- 18:30 開場
- 19:00~ 開演・イントロ
- 19:05~ 講演・プレゼンテーション
- 20:30~ 質疑応答
- 21:00~ 歓談・名刺交換等
- 21:30 終了
書籍情報
【テキスト】
『都市から学んだ10のこと まちづくりの若き仲間たちへ』
西村幸夫 著
〈都市の小さな活動を大きな変化に繋げる極意〉
詳細
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/daax9784/r2s8ltp7gjvy/3a6h7lmw/
【関連書籍】
『図説 都市空間の構想力』
東京大学都市デザイン研究室 編/西村幸夫・中島直人 他著
〈建築・都市デザイン・まちづくりの拠り所〉