【受付終了】ルネサンス期の「記憶術」が教えてくれること  ──桑木野幸司・若林恵が語る、最新号制作秘話 『WORKSIGHT[ワークサイト]20号 記憶と認知症 Memory/Dementia』刊行記念イベント

主催 学芸出版社
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2023/10/14 (土) 16:30 – 18:00
  • 会場:タイルギャラリー京都 京都市下京区東塩小路町599−3
  • 参加費:
    • (会場)イベント参加¥1,000
    • (zoom)イベント視聴¥1,000
    • (会場)無料イベント参加券付書籍『WORKSIGHT[ワークサイト]20号』(送料込み)¥1,980
    • (zoom)無料イベント参加券付書籍『WORKSIGHT[ワークサイト]20号』(送料込み)¥1,980
  • 詳細・申込:https://gakugei-event-worksight20-231014.peatix.com/view

内容

学芸出版社・まち座プラス会員様にはイベント割引クーポンを配布中!
<イベント聴講:500円(通常価格:1000円)書籍付:1600円(通常価格:1980円)でご参加いただけます。>
※お申し込みの際、会員登録時にお伝えするクーポンコードをご入力ください。
ご登録はこちら
https://book.gakugei-pub.co.jp/plus/

 

『WORKSIGHT[ワークサイト]20号 記憶と認知症 Memory/Dementia』の刊行を記念して、ルネサンス期の「記憶術」の研究者である桑木野幸司さん(大阪大学教授)と、WORKSIGHTコンテンツ・ディレクターの若林恵(黒鳥社)によるトークイベントを開催します。

「記憶と認知症」をテーマに来るべき社会のヒントを探った本特集では、『記憶術全史:ムネモシュネの饗宴』や『ルネサンス 情報革命の時代』の著者・桑木野さんに取材を敢行。ルネサンス期の西洋人たちが編み出し、実践した「記憶術」に秘められた、今日的な問いや可能性について訊ねました。

刊行記念イベントでは、特集で語られたルネサンス期の記憶術のお話を中心に、「建築・空間・場所」が「記憶」に果たす役割、「歴史的建造物」と集団の記憶など、個人と集団の記憶についてもディスカッションする予定です。

  • ルネサンス期の記憶術と現代への問い
  • 「建築・空間・場所」と記憶の関係!?
  • 「歴史的建造物」が作り出す集団的記憶
  • 個人の記憶と集団の記憶との「境界」のあわい

さらに、オランダ・フランスでオルタナティブなケア施設を取材した若林が、特集テーマを選んだ意図や現地取材の裏話をお届け。本誌シニア・エディターの宮田文久(編集者)を聞き手に、桑木野さんと若林が個人と集団をまたぐ「記憶」をめぐる問いに迫ります。

奮ってのご参加をお待ちしております。

登壇者

桑木野 幸司|Koji Kuwakino

1975年、静岡県生まれ。大阪大学人文学研究科教授。専門は西洋美術・建築・都市史・ルネサンス思想史。2019年、『ルネサンス庭園の精神史:権力と知と美のメディア空間』(白水社)でサントリー学芸賞を受賞。主著に『記憶術全史:ムネモシュネの饗宴』(講談社選書メチエ)、『ルネサンス 情報革命の時代』(ちくま新書)など。

宮田 文久 |Fumihisa Miyata

1985年、神奈川県生まれ。フリーランス編集者。博士( 総合社会文化)。2016年に株式会社文藝春秋から独立。
2022年、津野海太郎著『編集の提案』(黒鳥社) で編者を務める。雑誌版『WORKSIGHT』 にはシニア・エディターとして参加。ニュースレター版『WORKSIGHT』でも編集の一端を担う。

若林 恵|Kei Wakabayashi

黒鳥社コンテンツディレクター。平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)、責任編集『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』、『週刊だえん問答』など。「こんにちは未来」「blkswn jukebox」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。
https://blkswn.tokyo/

書籍情報

『WORKSIGHT[ワークサイト]20号 記憶と認知症 Memory/Dementia』

個人としての一貫性を担保し、他者とのつながりや秩序ある社会を維持するために欠かせない「記憶」。認知症をもつ人を抱えた高齢化社会、国家や地域社会の衰退による集合的記憶の喪失など、記憶をめぐる社会問題が浮上しつつあるいま、オランダとフランスでオルタナティブな社会実践を試みる、認知症や精神疾患のケアの現場等を本誌編集長が取材。約90頁にわたる取材旅行の省察と見聞録のほか、ルネサンス期の情報爆発と記憶術を研究する桑木野幸司氏、レバノン内戦の都市の記憶とその傷跡をテーマに音楽作品を制作したベイルートの音楽家・建築史家メイサ・ジャラッド氏へのインタビュー、記憶をめぐるブックガイドを収録。記憶と認知症を手がかりに、来るべき社会のための態度や今日的な問いについて思索する。
(Photograph by Hiroyuki Takenouchi)

編集:WORKSIGHT編集部
アートディレクション:藤田裕美
発行日:2023年8月25日(金)
発行:コクヨ
発売:学芸出版社
判型:A5変型/128頁
定価:1800円+税

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『WORKSIGHT[ワークサイト]20号 記憶と認知症 Memory/Dementia』

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公開日:2023/09/26/最終更新日:2023/09/28
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