【受付終了】都市公園の再生戦略とパークマネジメント最新動向~「稼ぐ公園」の成功例、公民連携スキームや収支の仕組み~

主催 株式会社日本ナレッジセンター
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2023年11月30日(木) 13時15分~15時15分
  • 会場:Zoom (オンライン)
  • 参加費:23,650円
  • 詳細・申込:株式会社日本ナレッジセンター
    〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-12-12 虎ノ門石田印房ビル
    TEL:03-5511-8668 FAX :03-5511-0707
    メール: info@jkcc.jp

内容

時間消費型のライフスタイルに変化した現代、都市公園は都市生活の充実を目指す新たなステージに進化しています。教養やエンターテインメント、観光活性化など都市公園のコンセプトが多様化する中、都市公園の再編にあたって戦略的思考が求められています。
そのような中、民間の創意工夫を公園経営に導入する仕組みが注目を集めています。民間が「運営権」(設置管理許可)を得て、カフェ・レストラン、スタジアム・アリーナ、水族館などの教養・レクリエーション施設を備・運営できることが都市公園における公民連携の特長です。
講義では、「公民連携パークマネジメント」をベースに、公的負担の節約、民間のビジネス拡大、エリアの魅力向上を果たした「稼ぐ公園」の成功例を取り上げ、公民連携スキームや収支の仕組みを解説します。

【重点講義項目】

  • 1. 公民連携パークマネジメントの戦略
    • (1) 朽ちてゆく公園遊具、重荷となる維持管理費
    • (2) 遊び場から癒しの場へ高齢化で変わった公園の役割
    • (3)都市公園の再編戦略と公民連携パークマネジメント手法(Park-PFI等)
  • 2. 「稼ぐ公園」のパークマネジメント
    • (1) 公園とカフェ・レストラン…上野恩賜公園、南池袋公園など
    • (2) 公園とショッピングモール・豊砂公園パークマネジメントなど
    • (3) 公園とスポーツ施設…市立吹田スタジアム、横浜スタジアムなど
    • (4) 公園とパーキングエリア・イイナパーク川口とハイウェイオアシス
    • (5)公園とホテル…市街化調整区域を公園区域に編入してホテルを新設
  • 3.面的展開タイプのバークマネジメント
    • (1) 大阪城公園の魅力向上事業と官民連結収支でみる財政メリット
    • (2) 天王寺公園「てんしば」のパークマネジメント

講師略歴

鈴木文彦
大和総研主任研究員
1993年立命館大学卒、七十七銀行入行。2004年財務省出向(東北財務局上席専門調査員)を経て2008年から大和総研。中小企業診断士、FP1級技能士。日経グローカル「自治体財政 改善のヒント」、財務省広報誌ファイナンス「路線価でひもとく街の歴史」連載中。他執筆多数。著書に『自治体の財政診断入門 「損益計算書」を作れば稼ぐ力がわかる』学芸出版社、2021年。共著書に『地銀の次世代ビジネスモデル』日経BP社、2020年。