【受付終了】代官山 蔦屋書店 特別展示「挑戦者の本棚」

主催 代官山 蔦屋書店/共催・協力 三井グループ350周年実行委員会
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

内容

このたび代官山 蔦屋書店は、2023年9月15日(金)から9月30日(土)まで、三井グループ350周年記念事業「三井みらいチャレンジャーズオーディション」の特別展示「挑戦者の本棚」を期間限定で開催します。

三井グループ350周年記念事業「三井みらいチャレンジャーズオーディション」は、「事業・社会活動」「研究・留学」「カルチャー創造」の3分野で、未来に向けた良き社会づくりに夢や目標を持ち、チャレンジする若者を発掘・支援するオーディションです。

自分はどんなことがしたいのか、どうすれば社会を変えられるのか。
あなたのなかに宿っているアイデアを具現化し、発信するための手助けとなる書籍を、「事業・社会活動」「研究・留学」「カルチャー創造」の3分野ごとにセレクト。
最先端の現場の空気を伝える新刊から、2000年以上も読みつがれる古典まで取り揃え、ヴィジョンの解像度を高めるヒントを提案します。

また期間中会場では、自分自身の”これまで”と”これから”に向き合える、みらいチャレンジャーズオーディションオリジナルの履歴書「みらい履歴書」を数量限定で配布しています。

気候変動、人口減少、格差社会・・・・・。私たちの時代には、たくさんの問題があります。しかし、それは見方を変えれば、たくさんの課題に挑戦できる、ということです。

「挑戦者の本棚」を訪れて、あなたの夢を現実に変える最初の一歩を踏み出してみませんか。

三井みらいチャレンジャーズオーディションとは

2023年は、三井グループの元祖「三井高利」が江戸に進出し日本橋に越後屋を出店した1673年から350年の節目の年です。三井グループでは、2023年度から2027年度の5年間、グループの存在意義を再確認しながら、社会課題の解決に取り組む姿勢を体現すべく記念事業を実施しています。この記念事業の目玉が「三井みらいチャレンジャーズオーディション」。「事業・社会活動」「研究・留学」「カルチャー創造」の3分野で、未来に向けた良き社会づくりに夢や目標を持ち、チャレンジする若者を発掘・支援するオーディションです。2023年度の応募者”チャレンジャーズ”の中から通過者を選出し、2027年度まで継続的に支援を行っていきます。

https://mitsui350th.com/audition/

「夢を具現化するヒント」となる書籍

人文コンシェルジュの岡田基生が、オーディションの3分野に合わせて選んだ書籍を、おすすめコメントと共にご紹介します。ぜひ会場で、お手に取ってみてください。タイトルの一部をご紹介します。

■「事業・社会活動」部門 ―社会を変えるビジョンを生み出すヒントとなる本―

問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション』(安斎 勇樹・塩瀬 隆之、学芸出版社)

「課題解決のためのチームの話し合いで良いアイデアが生まれないのは、チームで向き合っている『問い』がうまくデザインされていないから。そもそも何を解決すべきなのか、『本当に解くべき課題』を正しく設定することが『創造的な対話』の鍵となります。人とチームのポテンシャルを引き出し、イノベーションを促すための必読書です。」

■「研究・留学」部門 ―未知の世界にたどり着く「研究」のヒントとなる本―

『「未来」とは何か:1秒先から宇宙の終わりまでを見通すビッグ・クエスチョン』(デイビッド・クリスチャン、NewsPicksパブリッシング)

「新学問『ビッグヒストリー』を提唱する世界屈指の歴史学者が、宇宙物理学、生物学、脳科学、哲学、そして歴史学の最新知見を総動員。微生物や動植物、そして人間が、未来や時間というものをどう受け止め、どうやって過去から未来を予想するのかを、ビッグヒストリーの視点から紐解いていきます。未来を構想するスケールを大きく広げてくれる話題作です。」

■「カルチャー創造」部門 ―個性豊かな文化を生み出すためのヒントとなる本―

『陰翳礼讃』(谷崎 潤一郎、パイインターナショナル)

「日本の伝統的美意識を描き出す古典として名高い『陰翳礼讃』。作家・谷崎潤一郎が『暗がりに潜む美』を巧みな文章で表現しています。本書は、『気配を撮る名匠』と評される写真家・大川裕弘が、その美意識の世界を写し取ったビジュアルブック。新たな文化の創造にインスピレーションを与える一冊です。」

コンシェルジュ プロフィール

岡田基生(おかだ・もとき)

代官山 蔦屋書店 人文コンシェルジュ。修士(哲学)。

1992年生まれ、神奈川県出身。ドイツ留学を経て、上智大学大学院哲学研究科博士前期課程修了。IT企業、代官山 蔦屋書店デザインフロア担当を経て、現職。哲学、デザイン、ワークスタイルなどの領域を行き来して「リベラルアーツが活きる生活」を提案。寄稿に「物語を作り、物語を生きる」(『共創のためのコラボレーション』東京大学 共生のための国際哲学研究センター)など。

X(旧Twitter) https://twitter.com/_motoki_okada