【受付終了】つくば市北条の旧矢中家住宅(矢中の杜)の守り人の活動
主催 | 比較住宅都市研究会 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2023年11月12日(日)13時30分~15時30分
- 会場:龍ヶ崎市民活動センター2階パソコン室(龍ケ崎市馴馬町2445)
- 参加費:ネット参加 600円 会場参加費 無料
- 詳細・申込:http://home.g08.itscom.net/ebizuka/
内容
報告者
中村泰子氏(NPO法人“矢中の杜”の守り人 事務局長)
要旨
つくば市北条にある「矢中の杜」(旧矢中家住宅)は、実業家・建材研究家の矢中龍次郎氏が建てた近代和風建築である。矢中氏は1965年に亡くなるまでをこの邸宅で過ごしたが、その死後数年経つと家族も邸宅を離れ、以後約40年間、空き家に近い状態となった。2008年、現所有者に所有が移ったことが転機となり、荒れ放題になっていた邸宅の掃除から始まる保存活用活動が開始、新旧の所有者にちなんで“矢中の杜”と名付け、地域の文化遺産として、再スタートをきった。今回は矢中の杜の管理運営を担っているNPO法人“矢中の杜”の守り人のこれまでの活動を紹介する。具体的な事例をもとに実際の活動状況をお伝えしたい。
講師プロフィール
茨城県生れ。共立女子大学卒業。卒業後、大手住宅メーカーなど住宅会社で設計施工業務に携わる。2011年の東日本大震災を機に、暮らしには地域社会への参加と市民活動の存在が重要であることに気付き、模索する。2012年、偶然につくば市北条の「矢中の杜」(旧矢中家住宅)を見学し一目惚れ、保存活用活動に参加する。矢中の杜では、邸宅公開のスタッフや整備作業、また保存修繕工事の企画や工事手配なども協力し、現在は事務局長として運営を担う立場となっている。2023年6月、矢中の杜が国の重要文化財に指定されることが発表され、新たなフェーズへ諸々の対応を進めている。