• 日時：2023年9月14日（木）13:30 ～ 16:55
• 会場：京都教育文化センター ホール（京都市左京区聖護院川原町4‒13）
• 参加費：無料
• 詳細・申込：https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=684426

内容

司法支援建築会議では、2009年度から日本建築学会大会の関連行事として「建築紛争フォーラム」を開催してまいりました。このフォーラムの趣旨は、建築紛争を巡る課題について司法支援建築会議会員、裁判官、弁護士等で意見交換を行うともに、学会大会の関連行事として開催することにより全国の会議会員との交流の場を設けることにあります。
2023年度の建築紛争フォーラムは、近畿支部が企画したテーマ「近畿地域における建築紛争の現状と課題」を主題として下記により開催することになりました。
フォーラムでは、まず大阪地方裁判所の裁判官に基調講演をいただき、引き続き調停委員や専門委員として活躍中の会議会員および裁判所の判事による最近の事例報告の後、会場からのご質疑をいただきながら、建築紛争解決や建築事件の未然防止につなげたいと思います。
会議会員の交流のみでなく、広く一般市民にも建築紛争被害を避けるための情報提供の場であることから、ふるってのご参加をお願いいたします。

プログラム

司会： 西　邦弘、樋笠康男（近畿支部運営委員会幹事）
記録： 白沢吉衛、小林陽一（近畿支部運営委員会幹事）

1. 開会挨拶 13:30 ～

緑川光正（司法支援建築会議運営委員長、北海道大学名誉教授）

2. 基調講演 13:35 ～

「大阪地方裁判所における建築関係事件の取組」
中川博文（大阪地方裁判所第10民事部総括判事）

3. 主旨説明 14:05 ～

小坂郁夫（司法支援建築会議近畿支部運営委員長、京都工芸繊維大学名誉教授）

4. 事例報告 14:10 ～

① その1「敷地の安全性に関わる事故から学ぶ」

高幣喜文（タカヘイ建築技術研究所）

② その2「リフォーム工事に関する紛争事例」

南　勝喜（NAM設計研究所）

─ 10分休憩 ─

③ その3「住宅現場の雨漏り事故から学ぶ」

玉水新吾（ドクター住まい）

5. 特別講演 15:50～

「時機を捉えた建築紛争への専門家関与～事例を通じて～」
鈴木雅久（大阪地方裁判所第10民事部判事）

─ 10分休憩 ─

6. 質疑応答 16:30 ～

7. まとめ 16:40 ～

西　邦弘（前掲、（株）キンキ総合設計代表取締役）

8. 閉会挨拶 16:50 ～ 16:55

井上勝夫（司法支援建築会議普及・交流部会長、日本大学名誉教授）