【受付終了】「#コロナ道路占用許可」から「歩行者利便増進道路」への道|ソトノバTABLE#36

主催 一般社団法人ソトノバ
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

新型コロナウイルス感染症対応に苦しむ飲食店のために,2020年6月5日に,国土交通省が2020年11月30日まで有効な,屋外客席やテイクアウト営業のための道路占用許可の取り扱い(「コロナ道路占用許可」と呼ぶことにします)の緊急措置を発表.

この緊急措置の取り扱いを、ソトノバでは即日解説し、これまで,国土交通省道路局をゲストに招いた勉強会を開催,その後,実践事例として,浜松市を招いた勉強会にて,具体的事例をもとに議論してきました.

ソトノバは,「コロナ道路占用許可」のまとめページを作成し,随時情報更新し,国土交通省道路局の発表後1ヶ月のタイミングで,15の実践事例(2020年7月8日時点)を確認しています.また,各自治体(少なくとも60自治体以上)もいち早く,自治体ホームページで取り組みを紹介し,中には,チラシや図面,手続きフローなど独自の工夫も見られています.
※詳しくは,「コロナ道路占用許可」まとめページをご覧ください

まず,第一に,飲食店のコロナの経済対策として,1日でも早く,即効的に路上客席を実施することが必要である中,各地から課題なども聞こえてきています.そして,11月30日までの緊急措置.それ以降の状況は不透明ですが,日本の気候を考えると,不利な時期を迎えていきます.

一方で,実践した地域や,検討している地域にとって,今回の緊急措置の経験をより最大化して生かしていきたいところです.

元々コロナ前からの動きとして,ウォーカブル(都市再生特別措置法改正)や「歩行者利便増進道路」(道路法改正)が起きた2020年.また,その前からストリートデザインガイドラインや道路政策ビジョンなど,これからのストリートや道路のあり方や政策の転換点に位置していました.

こういった射程の中で考えてみると,今回の「コロナ道路占用許可」の経験を,どうこの先につなげていくのか,議論をしてみたいと思います.

本イベントでは,路上客席の実践の課題解決と,その後の「歩行者利便増進道路」や「ウォーカブル」へどうつなげていくか,この2点について,焦点を絞ります.ゲストに,沼津で「NUMAZU OPEN AIR」を実践された小松浩二さん,柏の葉で「柏の葉ストリートダイニング」の実践に関わる八崎篤さん,宇部で「中央町パーキング」や路上客席の検討に関わる宋俊煥さんの実践者3名をゲストにお迎えし,路上客席の実践の課題解決と,「歩行者利便増進道路」や「ウォーカブル」への道筋を考えたいと思います.

ぜひご参加ください.

概要

  • 日時: 2020年7月11日(土)16:00〜18:00
  • 場所: オンライン(ZOOM)
  • チケット: 一般の方:1000円
    ソトノバ・コミュニティ会員:無
  • 定員: 先着100名(質問参加あり/課題解決ブレスト参加あり)
    ※アーカイブはソトノバ・コミュニティ会員のみ限定公開

対象

  • パブリックスペースに関心のある方
  • パブリックスペース管理者の方
  • パブリックスペースに関わりのある方

プレゼンター

  • 小松浩二 氏 REFS 代表/沼津あげつち商店街 振興組合 理事長/一般社団法人lanescape 代表理事
  • 八崎 篤 氏 柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK) ディレクター
  • 宋 俊煥 氏 山口大学 准教授/若者クリエイティブコンテナ 代表/株式会社にぎわい宇部 社外取締役
  • 泉山塁威 一般社団法人ソトノバ 共同代表/日本大学理工学部建築学科 助教

コーディネーター

西田 司 オンデザイン・東京理科大学准教授・ソトノバパートナー

プログラム

16:00- イントロ
16:10- 実践者トーク
16:40- ディスカッション(質疑)
17:00- 課題解決ブレスト
※グループに分かれて,オンライン上で議論します.
17:45- 全体シェア

詳細はこちら

申込締切: 2020年7月11日(土)15時