• 日時：2023年10月1日（日）14：30～16：15
• 会場：ひと・まち交流館京都2階 大会議室（〒600-8127 　京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1）
• 参加費：無料
  ＊本講座は、NPO・市民活動を応援するチャリティ講座です。講座終了後に、寄付を募らせていただきます。集まった寄付金は、「市縁堂2023」の参加団体であり、「食べること」にかかわって活動している4つの団体に活動資金として贈られます。ご協力をお願いします。
• 詳細・申込：https://shimisen-kyoto.org/lecture/31656

内容

【概要】

シチリア島と聞いて、皆さんはまず何を思い浮かべますか。
かの有名な映画「ゴッドファーザー」の舞台となった街であり、歴史的にマフィアの抗争が多い街とのイメージがあるかもしれません。
マフィアの島として有名だったシチリアが、どのようにしてエシカルな町を目指し、有機農業の先進地へと成長していったのか。今回は日本にスローフード運動を紹介した『スローフードな人生！』の著者島村菜津さんを迎え、私たちが何を選択することが地域や社会づくりにつながるのかをうかがいます。

【講師プロフィール】

ノンフィクション作家。1963 年、長崎県佐世保生まれ、福岡県育ち。福岡高校、東京藝術大学芸術学科卒。94年、小説『羊たちの沈黙』のモデルとなった猟奇殺人事件のルポ『フィレンツェ殺人事件』(新潮社・共著) でデビュー。
2000 年、『スローフードな人生！イタリアの食卓から始まる』(新潮社) でイタリア発のスローフード運動を日本に紹介、ベストセラーとなる。ヴァチカンの公式エクソシストを取材した『エクソシストとの対話』で小学館 21 世紀ノンフィクション大賞優秀賞。
その他に著作に『バール、コーヒー、イタリア人 グローバル化もなんのその』(光文社新書)、『スローシティ 世界の均質化と闘うイタリアの小さな町』(同)、など、近刊に『シチリアの奇跡 マフィアからエシカルへ』(新潮社新書)、『世界中から人が押し寄せる小さな村新時代の観光の哲学』(光文社)がある。