【受付終了】ケアまち座談会vol.5 ケアと銭湯・サウナ(仮)
主催 | ケアとまちづくり未来会議 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
暮らしの現場に関わる実践家たちとともに、これからの暮らしの再構築の知恵を探るケアまち座談会。
第5回は、小杉湯三代目の平松佑介さん、サウナ文化研究家の小林あやなさんをゲストに迎えます。
「銭湯」「サウナ」で感じる人との距離感は独特です。名前や所属は知らないけど、何となく知っている。頻繁にコミュニケーションとる関係性を「短距離」、お互い認知していない関係性を「長距離」とすると、そこにある距離感は「中距離」と表現できます。
また、マクロな視点から観ると、銭湯・サウナへ行くことは、「ケの中のハレ」と表現されます。入浴という日常的な行為であるにも関わらず、銭湯・サウナという体験には「ハレ」の部分があり、日々の暮らしに余白を与える存在となっています。
人と人、人と社会との関わりしろが制限される世の中において、どのように所属を超えてつながれるか。日々の生活をより豊かにできるか。そこで生まれる「つながり」「余白」を通して、どのようなケアが可能か。
銭湯、サウナを実践の場として活動を続けるお二人との対話を通し、考える夜を過ごしませんか。
概要
- 日時:2020年10月7日(水)21:00-22:20
- 会場:オンライン(zoom上)
- 参加費:500円(peatixからお申し込みください)
- 定員:100名程度
対象
- ケアとまちづくりに関心のある方
- ケアとまちづくりの活動をしている方
- ケアとまちづくりに関わりのある方
登壇者
平松佑介
小杉湯3代目
1980年生まれ 杉並区高円寺出身
住宅メーカーで勤務後、ベンチャー企業の創業を経て、2016年から家業の小杉湯で働き始める。2017年に株式会社小杉湯を設立、2019年に代表取締役に就任。1日に1000名を超えるお客さまが訪れる銭湯へと成長させ、空き家アパートを活用した「銭湯ぐらし」、オンラインサロン「銭湯再興プロジェクト」など銭湯を基点にしたコミュニティを構築。また企業や地方と様々なコラボレーションを生み出している。2020年3月に小杉湯となりに新たな複合施設をオープン。
こばやし あやな
神戸出身、フィンランド在住。2011年に移住し、現地大学院で芸術教育学を専攻する傍ら「Suomiのおかん」の屋号でコーディネート・執筆・翻訳活動を始める。フィンランド公衆サウナの歴史と意義という、現地でも前人未到のテーマで執筆した修士論文が話題になり、2016年にユヴァスキュラ大学院修士課程を首席で修了。卒業後に起業しコーディネート業務を続けながら、2018年に著書『公衆サウナの国フィンランド(学芸出版社)』を出版。サウナ文化のエキスパートとして、両国のメディア出演や講演活動、諸外国の公衆浴場文化のフィールドワークを続けている。
ファシリテーター:玉井友里子
岡山県北部で家庭医をしながら、移住者とともに棚田再生、にんにく生産にいそしむ。絶賛稲刈り中。
ガイド:小林 弘典
神奈川県出身。2009年に幻冬舎へ入社し、書籍編集のアシスタントを勤める。2012年に転職し、枻出版社に所属。WEBクリエーターとして、各雑誌のWEBサイトディレクション、開発業務を行う。2018年にグループ会社「PEACS」に転籍。枻出版社のD2Cプラットフォーム「FUNQ(ファンク)」に立ち上げから参画。月間600万PVのサイト規模への成長に貢献する。
ガイド:守本陽一
公立豊岡病院組合立出石医療センター総合診療科 医員 YATAI CAFE 店長
1993年、神奈川県生まれ、兵庫県出身。2018年に自治医科大学医学部卒業後、公立豊岡病院での初期研修を経て、2020年より現職。総合診療専門研修プログラム専攻医。学生時代から医療者が屋台を引いて街中を練り歩くYATAI CAFE(モバイル屋台de健康カフェ)や地域診断といったケアとまちづくりに関する活動を兵庫県但馬地域で行う。現在も専門研修の傍ら、活動を継続中。また地域活動を行う医療者とまちづくり関係者をつなぐケアとまちづくり未来会議でも活動している。日本学生支援機構優秀学生顕彰優秀賞、ソトノバアワード2019審査員特別賞受賞。共著に「社会的処方 孤立という病を地域のつながりで治す方法」「ケアとまちづくり、ときどきアート」など。
プログラム
21:00- イントロダクション(モデレーター:玉井友里子)
21:10- チェックイン
21:15- 登壇者ピッチ
21:30- ダイアローグセッション
登壇者:平松佑介、こばやしあやな
ファシリテーター:玉井友里子
22:00- ブレイクアウトルーム
22:10- 質疑応答
22:20- 雑談会(ブレイクアウトルームで雑談)任意参加