【受付終了】廃墟再生マルシェ
主催 | みなかみ町、株式会社群馬銀行、株式会社オープンハウスグループ、東京大学大学院都市デザイン研究室 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2023年10月8日 11:00〜20:00、10月9日 11:00〜16:00
- 会場:第1会場:水上温泉 旧一葉亭エネルギーセンター(群馬県みなかみ町湯原704) 第2会場:水上温泉 旧ひがき寮(群馬県みなかみ町湯原641)
- 参加費:来場無料
- 詳細・申込:https://www.minakami-haikyo-saisei.com/post/231008-09-minakami-haisai-marche
内容
群馬・水上温泉で話題の「廃墟再生マルシェ」 今年は2会場に拡大
みなかみ町で東大院生らが企画 解体予定だった建物の価値を掘り起こす社会実験第2弾
利根川源流のまち、群馬県・みなかみ町。その中心温泉街では、バブル期までの繁栄の面影を残す廃屋が各所に点在する状況が続いてきたが、リノベーションまちづくりの進展や大規模廃業旅館の一部解体もスタートし、ようやくその風景が変わりつつある。そんな流れを加速させる、注目の取り組みがはじまっている。
昨年10月、利根川源流の温泉街の最奥にある廃墟「旧ひがき寮」を活用して開催された第1回「ミニ廃墟再生マルシェ」は大反響で、2日間で1,300名もの来場者で賑わった。2021年からまちづくりに参画している東京大学の大学院生たちによって再発見され、地元住民との協力で手入れされ、水上温泉街の新しい魅力が掘り起こされた。この取り組みは、みなかみ町・群馬銀行・オープンハウスグループ・東京大学大学院工学系研究科が進めている産官学金連携まちづくりの旗印となった。
この秋、後輩学生たちがコンセプトを継承・拡張する形で、2023年10月8日・9日に、その第2回が開催されることが決定。「旧一葉亭エネルギーセンター」と呼ばれる2つ目の廃墟を手入れし、そこを第1会場とした廃墟再生マルシェを企画している。今回のテーマは「温泉街の中心で、これからのみなかみに出会う」。解体が進む大型廃業旅館の一角を暫定利用し、数年後に誕生する水上温泉街の中心広場・施設の賑わいを一足早く感じ取れる2日間のマルシェとなる。
■ 第1会場:源流の水音感じる「旧一葉亭エネルギーセンター」が広場に
廃墟再生マルシェは、廃墟を再生しながら温泉街の未来を描く社会実験として位置付けられている。2回目となる今年は、温泉街の真ん中に立地し、約5年ものあいだ眠っていた廃墟「旧一葉亭エネルギーセンター」が第1会場となる。
「旧一葉亭エネルギーセンター」は、かつては古家ホテルの客室棟として使われていたが、その後、従業員寮や機械室などの用途を転々としてきた。利根川に大きく面しており、豊かな渓畔林や渓流の音を楽しめる魅力がある。温泉街めぐりの出発点となる公共駐車場に面している点も特徴だ。
2019年に廃業した大型旅館「旧一葉亭」については、みなかみ町・群馬銀行・オープンハウスグループと東京大学大学院都市デザイン研究室のプロジェクトチームがタッグを組み、広場や滞在施設を中心とした施設への再生に取り組んでいる。チームに参加している同大学院生・修士2年の永井鷹一郎さんは「温泉街の中心で利根川に近づける建物で旧一葉亭再生の鍵になると感じ、同建物を暫定活用したマルシェを開催したいと思い立った」と語る。夏以降、東大院生等が中心となって草刈り・瓦礫の撤去に奮闘して会場準備を進めている。
■ 第2会場「旧ひがき寮」ではキャンドルナイトも
その独特な景観から昨年大好評を博した「旧ひがき寮」も、引き続き第2会場として活用される。
草木染めの小物やドライフラワー、オーガニック食品、リラクゼーション系のショップが出店するほか、東大院生たちが温泉街をリサーチした内容や再生案を示す模型の展示なども行われる。また、夕方以降は大きなキャンドルスタンドが中庭に設置され、アーティストと一緒に来場者も参加型で楽しめるキャンドルワークショップが予定されている。
温泉街の中で互いに徒歩5分の位置にある2つの会場でマルシェを開催することで、“歩いて楽しめる温泉街づくり”に向けた第一歩を、企画を通じて表現する狙いとなっている。
■ 第1回の反響を受け、出店者も大幅増
昨年15店舗ほどだった参加店舗数は、好評を受けて今年は2倍の30店舗以上に。昨年同様、温泉街の廃業旅館で利用していた歴史のある瀬戸物や着物、みなかみの自然を感じ取れるあたたかいクラフト小物や、廃材を使ったアクセサリーなどの物販店舗が展開するほか、飲食店も複数出店予定。珈琲、クラフトビール、ホットドッグ、おにぎりなど、みなかみの豊かな水や素材をつかったグルメを味わいながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる。
残糸・古着を使ったアップサイクルワークショップ、制作過程で出る端材を活用したキャンドルの販売など、「再生」のコンセプトに共鳴する出店者が多く参加。子どもが楽しめるワークショップもあり、ユネスコが認めたエコパークの町・みなかみならではの、自然と共に暮らすライフスタイルを存分に体験できるコンテンツが並ぶ。
普段みなかみ町でご商売をされている方の出店から、いつもはお店を持っていない方による今回限りの特別出店まで、バリエーション豊かな店々が軒を並べる予定となっている。この貴重な機会に是非、水上温泉街に遊びに訪れてはいかがだろうか。
■ 出店者予定者一覧
<飲食>
Drip & Drops Coffee Minakami 珈琲、ビール、ソフトドリンク、軽食類、スイーツ
スープとジュースの店 chill スープ・ソーセージ(9日のみ)
Yuju カンパニー+MINAKAMI CRAFT フード&クラフトコーラ(8日のみ)
オクトワンブルーイング クラフトビール
G★TRY BAKERY 焼き立てパン(9日のみ)
月夜野クラフトビール ビールほか
おやつ屋 nuage マフィン・クッキー(8日のみ)
気ママ屋 スープカレー・アップルパイ等(9日のみ)
焼肉桂来 煮込み・生ビール・ハイボール
はらぺこワゴン カレー・タコライス・ドリンク(9日のみ)
『旅する台所』 魯肉飯、世界の料理、焼き菓子(8日のみ)
pompone ベビーカステラ(8日のみ)
カレー屋まさら カレー・ドリンク
一般社団法人ちもり アップルソーダスタンド(9日のみ)
The Skinny Arms Bar and Grill ハンバーガー(8日のみ)
<物販>
OneDrop+Store 生はちみつ・アウトドア商品(9日のみ)
kittoko ヘアアクセサリー(8日のみ)
kleine Biene 草木染めニット小物(9日のみ)
ゆいちゃんメイト ハンドメイドメイドアクセサリーや雑貨
nahele アップサイクル雑貨、オーガニック商品
PLANTS & COFFEE ね プランツ・ドリンク
Walk On Water 古道具・おにぎり・ハイボール
&Flower ドライフラワー材料、リース、スワッグ
旧まさき荘 瀬戸物、着物、人形、ぬいぐるみ
ayanasu 水引アクセサリー
ヒトゴト キャンドル・アクセサリー
櫻井園子 キャンドル及び関連雑貨
<体験>
Taiga Glass フォトフレーム作り
増田鉄工所 スプーン作り体験
もみ処とぅーるばーる 足裏マッサージ、スポーツ整体
カラダふわわ ツボを使ったハンドケア(8日のみ)
茶屋商店 その場で古着にシルクスクリーン、Tシャツなど物販(8日のみ)
jalan jalan かんなくずの花束WS、手染めタイダイ商品
天然地球素材-earth100%- 手織り体験、手織り布を使った小物作り体験
グランマハンズ もみほぐし リラクゼーション
■ 主催者情報
主催:みなかみ町、株式会社群馬銀行、株式会社オープンハウスグループ、東京大学大学院都市デザイン研究室
協力:湯原区
この企画は2021年9月より始動した、みなかみ町・株式会社群馬銀行・株式会社オープンハウス・国立大学法人東京大学大学院工学系研究科が連携して進める「産官学金連携まちづくり」事業の一環で企画が進められています。2022年10月の旧ひがき寮での「廃墟再生マルシェ」、2023年6月の「地元意見交換会」に引き続き、今後も住民のかたがたを積極的に巻き込みながらアクションを重ね、温泉街の再生ビジョンを共につくりあげていく予定です。