【受付終了】歴史のなかの「あこがれ」の住まいと暮らし|第56回 住総研シンポジウム

主催 一般財団法人 住総研
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

「あこがれ」から「流行」へ。さらに次の段階へ…。今回は歴史を含めて見た過去と現在のさま ざまな「あこがれ」の住まいと暮らしを抽出し,その「流行」や「様式(スタイル)」形成のメカニズムにも触れながら,将来の住まいや暮らしの在り方にどう生かせるのかを議論したい。
第1部では,「和室」が,祖型が中世(室町時代)に出来上がり,様々な流行の結果,住宅の部屋として,各地に多数普及した普及過程を例に,「住まい」における「あこがれ」の形成と「流行」を考察する。
次に海外の「あこがれ」の具体化の類例として,インド・ムンバイのアールデコ様式の事例を紹介する。
第2部では,現代の「あこがれ」の住まい像を,高度成長期からの意識の変化や国際比較アンケート等によって確認し,直近の日本人の「住まい」の具体像が希薄になっていることやその要因,日本における現代の住まいと暮らしの特徴を考える。
パネルディスカッションでは,「住まい」像が希薄化していることを前提に,今後の「あこがれ」の住まいや暮らしの形はどうなるのかを議論したい。

概要

  • 日時:2021年7月30日(金)13:30~17:00(開場 13:00)
  • 会場:建築会館 ホール (東京都港区芝5-26-20) またはオンライン
  • 定員:会場参加60人、オンライン参加80人(共に先着順)

開催概要

《趣旨説明》

後藤治(工学院大学 教授)

《講演》(講演順)

  • 藤田盟児(奈良女子大学 教授) 「平等へのあこがれと和室の誕生」
  • 後藤克史(明治大学 特任講師) 「インド・ムンバイにおけるアールデコ様式住居へのあこがれ」
  • 山本理奈(成城大学 准教授) 「高度成長期の住まいと暮らしから「あこがれ」を考える」
  • 島原万丈(LIFULL HOME’S 総研 所長) 「日本とデンマークの比較でみる「幸福な暮らし像」」
  • 鈴木あるの(京都橘大学 教授) 「外国人から見た“和”の住まい」

《討論》

  • 司会 後藤治(前掲)
  • パネリスト
    藤田盟児(前掲)/後藤克史(前掲)/山本理奈(前掲)/島原万丈(前掲)/鈴木あるの(前掲)

※登壇者,講演テーマは変更になる場合がございます。

申し込みはこちら

http://www.jusoken.or.jp/symposium/jusokensympo_56.html

◎申込締切:7月23日(金)※定員になり次第締切

問合せ先

一般財団法人 住総研
住総研シンポジウム 事務局
sympo★jusoken.or.jp(★は@(半角)に変えて下さい。)
TEL:03-3275-3078/FAX:03-3275-3079

http://www.jusoken.or.jp/symposium/pdf/jusokensympo_56.pdf

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