【受付終了】クラウドファンディング「400 年越しに大阪へ!『残念石』を『万歳石』へプロジェクト」
主催 | バンザイ石プロジェクト |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 締切:2024年2月中旬
- 詳細・申込:https://camp-fire.jp/projects/view/722743
内容
大坂城築城のために切り出されたが運ばれず切り出した場所に残された石 “残念石” 約 400 年の時を経て、大阪(夢洲)に。道半ばの残念石を引き上げ、大阪へ運ぶ前から建築が出来上がるまでの過程を祭りのように皆さんと運んでいく事で、大阪の地で “バンザイ !” したいと思っています!
~祭りのように石を運び建築をつくる~
400年前の残念石を運ぶ”築城図屏風”を観ると、石の上で太鼓を叩き音頭を取る人がいたり、大勢で石を引く姿はまるで祭りのように見え、多くの人の力を合わせて大坂城をつくったことが想像できます。今回バンザイ石プロジェクトでも大阪へ石を運ぶ過程や建築ができる過程でイベントを開きながら、多くの方に参加していただいて祭りのように先人達が切り出した石を運び、現代の私たちの力で、新たな建築を作り上げることを考えています。
~3mの巨石でつくる建築~
今回の建築では約3m、7~15tある巨石を建てその上に屋根をのせることで、空間をつくろうとしています。
屋根と石の接点には、神社等で見られる石形状に合わせてピッタリ柱を加工する宮大工の《光付け》の技術を応用して建築をつくろうとしています。この技術を現代のデジタル技術 ( スキャンと NC 加工 ) 利用して再現し、石にピッタリ合う接合部材をつくり、残念石の上に屋根を乗せる建築を設計しています。
また石をスキャンすることにより、それぞれの石の表情を見ながら、実際の残念石とデジタルのデータを見比べで建築を設計しております。石を切り形を変えて使うのではなく、ありのままの石の形・表情を読み、その石にあった形で建物を設計することで、500万年マグマが冷え固まってできた石の表情や、400年前に人の手によって切り出された手の跡を感じられる空間を作り出します。
【スケジュール】
- 2024年2月中旬…クラウドファンディング終了
- 2024年3月~5月…イベント開催
- 2024年4月…建物着工予定
- 2024年5月…リターン発送
- 2024年6月…石の運搬
- 2025年4月…建物完成・お披露目
- 2025年5月…建物解説ツアー
※建設スケジュールや完成スケジュールにより、時期は前後する可能性はあります
【万歳石プロジェクトメンバー】
企画発起人の私たちは、2025年に開催される大阪・関西万博で小さな施設を設計するために集まった3人組、小林・大野・竹村です
Studio m!kke 小林広美
1992年滋賀県生まれ。一級建築士。滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科卒。滋賀を中心として設計活動を行う。
Studio on_site 大野宏
1992年滋賀県生まれ。滋賀県立大学環境科学研究科環境計画学専攻博士後期課程在籍。発展途上国や日本等の様々な地域で活動を行い、現地の「もの」と「ひと」で、土地の手跡の残る家具・建築をつくる。
Yurica Design&Architecture 竹村 優里佳
1991年奈良県生まれ。一級建築士。立命館大学大学院環境都市デザイン専攻卒。奈良と海外(イスラエル)を両拠点に活動。歴史とテクノロジーを融合させ人々の新たな気づきが生まれるような建築を創造する。