【受付終了】老いるマンションの延命と終活の現況
主催 | 比較住宅都市研究会 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2022年10月26日(水)18時30分~20時30分
- 会場:都立大学同窓会 八雲クラブ
- 参加費:1000円 ネット参加600円
- 詳細・申込:
http://home.g08.itscom.net/ebizuka/
講師
丸山 英氣氏(千葉大学名誉教授・弁護士)
1962年、早稲田大学法学部卒業、横浜市立大学助教授、千葉大学法経学部教授、中央大学法科大学院教授を経て、現在、千葉大学名誉教授、中央大学フェロウ。この間、建設省・国土交通省での立法作業に関与。主なものとして、マンション建替え円滑化法(座長)、マンション標準管理規約改正(座長)、定期借地権創設(座長)など
要旨
少子高齢化、人口減少の段階にあり、老朽化した集合住宅の所有者が、建替えを行い負担なく新たな建物の所有権を得ることができるというのは幻想になりつつある。マンションの居住者は大都市では3割を占めていて、建物の老朽化と居住者の高齢化が進み、管理組合の老いにより、高経年化したマンションの終活が問題になりつつある。建築後40年を経過したマンションは104万戸となっているが建替えの事例は多くはない。建替えを促進するための制度改正が進められているが、管理組合の法的整序を行い、マンションを長持ちさせるための管理の仕組みを再検討する必要がある。下記の参考資料を読んでいただき、それにつき討論したい。