【受付終了】環境賞味社会への道と阪神間モダニズム

主催 武庫川女子大学生活美学研究所
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2023/7/22(土)14:00〜15:40
  • 会場:武庫川女子大学 甲子園会館 ⻄ホール (旧甲子園ホテル)
  • 参加費:無料
  • 定員:70人程度
  • 詳細・申込:https://forms.gle/vDsWc1qFYgKiaN3c7

内容

グローバルな歴史の大転換期にあって、環境を消費する社会から環境を賞味する社会に脱皮する道はあるのか。司馬江漢の『東海道五十三次』にも描かれているように、近世以前の日本は、⻄洋人も羨むような豊かな風情を持つ社会であった。そのうえで、欧米化を急ぎ、近代化一辺倒であった首都東京とは一定の距離を置き、源氏物語以来の「もののあわれ」を失うことなく、モダンな生活様式を実現しようとした阪神間モダニズムに、持続不能な環境消費社会から、持続可能な環境賞味社会に転換する重要なヒントが隠されているのではないかと、問いかけたいと思います。

講師

丸茂弘幸

1943年、神奈川県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業後、同大学院修士課程修了。 インドの都市計画・建築大学研究員。
フィンランドのP・アホラ建築事務所勤務。 イギリスのミルトン・キーンズ開発公社勤務。
広島大学専任講師。 関西大学工学部建築学科助教授、同教授を経て、2008年退職。 著書に『都市のデザイン』『都市環境デザイン』『都市空間の回復』など。

ゲストコメンテーター

佐藤 亘一郎 (⻄宮市役所 建築・開発指導部⻑)

司会進行

三宅正弘(武庫川女子大学教授)

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