【受付終了】みらいの福祉施設建築ミーティング – スタディ -

主催 公益財団法人日本財団
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2023年7月7日(金)・ 7月14日(金)・7月20日(木)
  • 会場:ZOOMウェビナー(オンライン)
  • 参加費:無料(事前申込制)
    ※参加希望回をお確かめのうえ、お申し込みください。
  • 詳細・申込:https://fukushi-kenchiku-study.peatix.com/

内容

社会福祉施設のあり方、事業展開にとって、その施設の立地や建築は大きな意味を持っています。少子高齢化や多様性の尊重、コミュニティの希薄化といった社会背景の変化に伴い、社会福祉施設は多機能化や地域への貢献活動の活発化等、地域における拠点としての役割が求められています。また、施設のあり方は「管理する機能性」から、ケアのクリエイティビティを引き出し、自然治癒力を最大限発揮させるための環境づくりへと転換の動きが進んでいます。

日本財団では一昨年より「日本財団みらいの福祉施設建築プロジェクト」(助成金制度)を実施し、多くの申請をいただいております。福祉事業者と建築家が課題を共有し、時代に合わせた、また、未来を見据えた計画をご提案いただいておりますが、一方で、連携や計画立案に関する課題や悩みも存在しています。

みらいの福祉施設建築ミーティング -スタディ-は、福祉と建築に関わる個別のテーマをとりあげ、より具体的なヒントや気付きが得られる場として開催します。平日の夜に、有意義な時間を共有しましょう。

第1回 7月7日(金)17:30 – 19:30
大規模特養のゆくえと、これからの特養の設計

90年代以前に建てられてきた施設が老朽化の時期を迎えています。建て替える?改修する・・・?悩みを抱える施設も少なくないはずです。今回は特養をテーマとして、数十年前の施設建設当時から、時代にあわせ、独自の、時に大胆な進化をしてきたみなさんにこれまでの「変化」とそのプロセスにおける「考え」を共有していただきます。

【ファシリテーター】

福田 光稀(公益財団法人日本財団 公益事業部国内事業開発チーム)

【ゲスト】

篠崎 一弘(社会福祉法人丹緑会 統括施設⻑)
舩越 芳之(社会福祉法人長岡福祉協会 高齢者総合ケアセンターこぶし園 総合施設長)
翠川 昌博(社会福祉法人みまき福祉会 常務理事)
山口 健太郎(近畿大学建築学部 教授)

第2回 7月14日(金)17:30 – 19:30
『ひらくこと』と『暮らすこと』を同時に満たすーケアを必要とする人の空間と地域への開放性

ケアが閉じてしまいがちな福祉施設。生活の場である以上プライバシーを守ることは大切ですが、地域との関わりを絶ってしまい、福祉を地域の人々から遠ざけてしまうことは避けなければなりません。暮らしを守りながら、地域にひらかれた安心できる場所をどのようにソフト・ハードでつくるのか、事例から学びたいと思います。

【ファシリテーター】

大谷 匠(医療法人医王寺会 地域未来企画室 部長 / 任意団体 福祉と建築 代表)

【ゲスト】

佐藤 由巳子(認定NPO 法人マギーズ東京)
安永 周平(社会福祉法人福岡ひかり福祉会 特別養護老人ホームよりあいの森 施設長)
櫛田 啓(社会福祉法人みねやま福祉会 てらす峰夢 施設長)

第3回 7月20日(木)17:30 – 19:30
多世代交流を促進する複合施設の計画方法ーまちをつくる福祉施設

高齢者施設と地域住民の利用の場を併設する、保育園の子どもたちが障害のある人が働く場所に集う等、多様なサービスを複合したり併設していくことによって、福祉施設が多世代の交流の場となり、まちにひらいていく。話題の施設はそれをどのように実現しているのか、その考えや手法に触れ、自らの地域を考え直すヒントを探ります。

【ファシリテーター】

馬場 未織(NPO法人南房総リパブリック理事長 / neighbor共同代表)

【ゲスト】

福井 大輔(株式会社未来企画 代表取締役)
田中 伸弥(社会福祉法人ライフの学校 理事長)