【受付終了】建築と音の話をしようー『具体的な建築』連続対談vol.1

主催 出雲路本制作所
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2024年4月24日(水)19:00〜20:30
  • 会場:
    • 会場:誠光社(〒602-0871 京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437)
    • オンライン
  • 参加費:
    • 会場・・・1500円+1ドリンクオーダー
    • オンライン・・・1500円(アーカイブ有)
  • 詳細・申込:https://www.seikosha-books.com/event/9749

内容

その土地にしかない建築、その土地でしか聴くことのできない音があります。

建築家の伊藤暁さんは著書の『具体的な建築』で各地の建築を通して、音文化研究者の柳沢英輔さんは著書の『フィールド・レコーディング入門』で各地の音を通して、それぞれ土地固有の風土・環境・歴史などを掬いあげています。

建築と音。対象は違えど「観察・採集」を活動の軸にしているお二人は、いったいどのように土地を歩き、どのような眼差し/どのように耳を澄まし、観察・録音しているのか。

また、柳沢さんが「録音ポイントを探す際に建築物を手掛かりとすることは多い」と語るように、建築と音にはどのような関係が見出せるのか。さらには、現場に行くことの意味や行った際の感覚のひらき方など、ざっくばらんにお話しいただきます!

登壇者

伊藤暁
建築家。東洋大学理工学部建築学科准教授。1976年東京都生まれ。横浜国立大学大学院修了後、aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所に勤務。2007年に伊藤暁建築設計事務所を設立し、2017年~東洋大学で教鞭をとる。2010年より継続していた徳島県神山町での取り組みを、2016年ベネチアビエンナーレ国際建築展日本館展示に出展し、特別表彰を受賞。主な作品に「えんがわオフィス」「WEEK神山」「横浜の住宅」「筑西の住宅」など。主な著書に『共感・時間・建築』(2019,TOTO出版)、『en: Art of nexus』(2016,TOTO出版)、『3.11以後の建築:社会と建築家の新しい関係』(2014,学芸出版社)など。

柳沢英輔
東京都生まれ。音文化研究者、フィールド録音作家。京都大学大学院アジア·アフリカ地域研究研究科修了。博士(地域研究)。主な研究対象はベトナム中部高原の少数民族が継承する金属打楽器ゴングをめぐる音の文化。フィールドのさまざまな音に焦点を当てた録音·映像作品を制作し、国内外のレーベルや映画祭などで作品を発表している。主な著書に『ベトナムの大地にゴングが響く』(灯光舎、2019年、第37回田邉尚雄賞)、『フィールド·レコーディング入門―響きのなかで世界と出会う』(フィルムアート社、2022年、第1回音楽本大賞·読者賞)など。