都市はなぜ排除を生むのか ――ジェントリフィケーションとインクルーシブ・コミュニティの交差点|『ジェントリフィケーションの功罪』『インクルーシブ・コミュニティ』 W刊行記念イベント
| 主催 | 学芸出版社 |
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| ※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 | |
- 日時:2026年3月16日(月)
18時30分受付開始/19時開演/21時終演 - 会場・配信:
- 現地会場:学芸倉庫(学芸出版社1階)
- 配信:Zoom
- 参加費:
- 参加のみ:500円
- 書籍付き:書籍定価(送料込み)
- 対象書籍
- 『ジェントリフィケーションの功罪 ゆるやかな都市成長のためのケーススタディ』
(服部圭郎 編著/阿部大輔・黒瀬武史・石原凌河・岩淵丈和 著)¥3,080(税込) - 『インクルーシブ・コミュニティ まちの包容力を高める都市政策の実践』
(阿部大輔 編著/白石克孝・的場信敬・佐倉弘祐・大石尚子・上野貴彦・中森孝文 著)¥2,970(税込)
- 『ジェントリフィケーションの功罪 ゆるやかな都市成長のためのケーススタディ』
- まち座プラス会員向け割引クーポンの適用で書籍1冊につき300円割引
- 対象書籍
- 詳細・申込:
https://gentrification-inclusive.peatix.com
内容
本イベントは、『ジェントリフィケーションの功罪――ゆるやかな都市成長のためのケーススタディ』および『インクルーシブ・コミュニティ――まちの包容力を高める都市政策の実践』の刊行を記念して開催するものです。
地価上昇や観光開発、再開発の進展により、都市では住民や小規模商業者の追い出し、公共空間の利用者の選別、地域アイデンティティの喪失といった現象が顕在化しています。こうした変化は、「ジェントリフィケーション」として世界各地で都市の問題となりつつあります。一方で、都市の再生や経済的活性化といった側面も持ち合わせており、その評価は単純ではありません。
新刊『ジェントリフィケーションの功罪』は、国内外10のケーススタディを通じて、この現象の多様な実態とその構造を明らかにし、「功」と「罪」の両面から検証しています。
一方、『インクルーシブ・コミュニティ』は、気候変動、移民、観光などの課題を背景に、誰も取り残さない都市を実現するための政策、制度、空間づくり、人の関係性の再編を理論と実践の両面から提示しています。
本イベントでは、この2冊を交差させながら、都市はなぜ排除を生み出してしまうのか、そしてそれにどのように対抗しうるのかを考えます。
ジェントリフィケーションによって可視化される排除のメカニズムと、インクルーシブ・コミュニティが示す包摂の考え方を結びつけ、都市の成長と社会的包摂をいかに両立させるかという根本的な問いについて議論します。
研究者・学生、行政関係者、都市開発に携わる実務者をはじめ、幅広い方のご参加をお待ちしております。
出演者プロフィール

服部圭郎(はっとり・けいろう)
1963年、東京生まれ。東京大学工学部卒業。カリフォルニア大学バークレイ校環境デザイン学部で修士号取得。民間シンクタンク、明治学院大学経済学部、ドルトムント工科大学客員教授、ベルリン工科大学客員教授を経て、現在、龍谷大学政策学部教授。専門は都市・地域計画、都市デザイン、フィールドスタディ。趣味は登山・スキー、ロックバンド、居酒屋めぐり、ユーチューバー。技術士(都市・地方計画)、博士(総合政策)。著書に『ジェントリフィケーションの功罪』(学芸出版社、2026年)、『都市の鍼治療指南書』(鹿島出版会、2025年)、『ドイツ・縮小時代の都市デザイン』(学芸出版社、2016年)など。

阿部大輔(あべ・だいすけ)
龍谷大学政策学部教授。博士(工学)。1975 年ホノルル生まれ。早稲田大学理工学部土木工学科卒業、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程・博士課程修了。カタルーニャ工科大学バルセロナ建築高等院博士課程DEA 取得。政策研究大学院大学、東京大学都市持続再生研究センターを経て、現職。バルセロナ自治大学客員研究員(2018 ~ 19 年)。著書に『バルセロナ旧市街の再生戦略』(単著、2009 年、学芸出版社)、『アーバンデザイン講座』(共著、2018 年、彰国社)、『小さな空間から都市をプランニングする』(共編著、2019 年、学芸出版社)、『ポスト・オーバーツーリズム──界隈を再生する観光戦略』(編著、2020 年、学芸出版社)、『グローカル時代の景観デザイン──ポストコロナ、再生可能エネルギー、自然災害へのレジリエンス』(編著、2025 年、鹿島出版会)、『インクルーシブ・コミュニティ――まちの包容力を高める都市政策の実践』(編著、2026年、学芸出版社)など。
