公開講座「ケアからはじまるコミュニティ」——0歳から100歳まで、誰もがケアし合うコミュニティ、10年間のドキュメント。

主催 北海道大学大学院工学研究院 建築デザイン学研究室
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2025年12月3日(水)18:00~
  • 会場:北海道大学工学部 工学研究院 建築都市スタジオ棟 2F GXスタジオ
  • 参加費:無料
  • 定員: 100名
  • 申込:5ko.201604@gmail.com

内容

私はオランダ・アムステルダムを拠点に、住民のイニシアチブを起点とした集合住宅やコミュニティ施設の設計に取り組んできました。

15年前、小さな村クロークスターデンで地域活動家と出会い、学術や自治体とともにワークショップに参加する形で、住民が持つ地域の将来をつむぎ出す手伝いをしました。

高齢者施設の敷地を機に、住民たちは協同組合をつくって建物を買い取り、多世代が共に暮らす場へと再生させました。

こうした10年余りの歩みは、著書『オランダの小さな村に学ぶ ケアからはじまるコミュニティ』にまとめています。

自然や歴史と結びついた地域の豊かさを、どのように未来につなげるかを皆さんと考えたいと思います。

講師プロフィール

吉良 真子 (きら・もりこ)
moriko kira architect 主宰、九州大学大学院教授。

1965年: 東京生まれ。
1994年: 早稲田大学理工学研究科建設工学専攻修士課程修了。
1996年: オランダ、アムステルダムにてmoriko kira architect設立。
1998-2003年: オランダ政府国土開発環境省建築局建築士として勤務。
2003-2010年: アムステルダム市建築家。
2010-18年: 神戸芸術工科大学教授。
2022-2025年: 明治大学特別招聘教授。
2022年-: 九州大学大学院教授。

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