【受付終了】第22回コミュニティ政策学会世田谷大会「世田谷から考えるコミュニティ政策の可能性~自律分散する住民まちづくり~」

主催 コミュニティ政策学会
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2023年7月1日(土)、2日(日)
    *6月30日(金) エクスカーション
    *申し込み受付期間:2023年6月6日(火)~6月27日(火)
  • 会場:東京都市大学世田谷キャンパス7号館(東京都世田谷区玉堤1-28-1)、北沢タウンホール(6/30のみ))
  • 参加費:
    • 会員3,000円
    • 学生会員1,000円
    • 非会員3,000円
  • 詳細・申込:https://www.jacp-official.org/?p=357

内容

テーマ「世田谷から考えるコミュニティ政策の可能性~自律分散する住民まちづくり~」

住民まちづくりの先進地域の一つともいわれる世田谷区。都市デザイン室による参加型まちづくり、まちづくりファンドやプレーパークなど住民主体の活動の数々は、全国の住民まちづくりに大きな影響を与えた。しかし、2000 年代以降は活動や体制の硬直化などから「周回遅れのトップランナー」と言われることもあった。こうしたなか、保坂区政の「観客からプレイヤーへ」の標語のもと進められた空き家活用事業、グリーンインフラの整備、下北沢駅前再開発、また 2010 年代の新しい住民プレイヤーの勃興など、全国的にも注目に値する新しい動きが芽生えている。近年の世田谷の住民まちづくりは、団体ではなくパーソナルなネットワークを基盤に、それぞれの地域や分野で即興的に活動を生み出す「自律分散」が大きな特徴といえる。従来の住民団体によるまちづくりから、自律分散する住民まちづくりへのシフトによって、地域を構成する多様なステークホルダーの関係性はどう変化するのか、コモンズの所有、利用、マネジメントがどのように進化するのか、そしてこうした潮流がコミュニティ政策のあり方をどう書き換えていくのか。世田谷のこれまでとこれからをたどりながら、コミュニティ政策の可能性を考えたい。