都市の魔術と流動 —エスノグラフィ、露店、銭湯、都市計画

主催 饗庭伸/有馬恵子/三文字昌也
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2026/1/18 (日) 13:00~15:00
  • 会場:稲荷湯長屋(東京都北区滝野川6丁目27−17)
  • 参加費:1500円
  • 詳細・申込:https://magicandflux.peatix.com/

内容

人が集まり、逸脱し、折り合い、遊び、流動する——都市にはたくさんの、種類が異なる力が渦巻いています。その力は古くから多くの観察者や研究者を魅了してきました。幾重にも重なった大きな力が潮のように引きつつある今、制度や計画の網の目のなかで「内側から」沸き起こるダイナミズムによっても都市は作られてゆくのではないでしょうか。

本トークイベントでは、そうした都市の“野生”的とも言える側面をどのように捉えられるのか、魔術と流動をキーワードに議論することを企図しています。

出演は露店や銭湯を手掛かりに都市の野生に切り込んでいく三文字昌也さん、京都の出町から世界を書き起こし『京都出町のエスノグラフィ:ミセノマの商世界(青土社)』を出版された有馬恵子さん、力を捌く計画のありようを探究する饗庭伸さん。それぞれが研究対象とする都市のフィールド——京都出町、台北、台南、世田谷、能登——での実証的な知見を元に、文化人類学・社会学・建築学・都市計画学の枠組みを超えた、都市研究のあり方を議論します。

有馬恵子

文化人類学/社会学研究者。京都大学東南アジア地域研究研究所特定研究員(学振PD)。エスノグラフィク・リサーチの方法を用いて、建築、音楽、アートの実践者としての経験を踏まえた分析・記述をおこなっている。キュレーターとしての仕事に、アーツ前橋10周年記念展「ニューホライズン 歴史から未来へ」(2023 – 2024年)、《建築的思考のパラダイム――アーキテクチャーの現在形》(TRANS ARTS TOKYO、2012年)など。音楽のプログラム・ディレクターとしての仕事に、《さっぽろコレクティブ・オーケストラ》(札幌国際芸術祭2017)など。著書に『京都出町のエスノグラフィ:ミセノマの商世界』(青土社、2025年)。

三文字昌也

都市デザイナー。合同会社流動商店代表、東京大学特任研究員、東京藝術大学建築科助手。台湾をフィールドに都市計画史・銭湯や夜市などの生活施設の形成史を研究するかたわら、2018年より合同会社流動商店を起業、国内外で都市と建築の空間設計、計画策定、建築空間のリノベーション活用、商店街計画等の事業を行っている。一般社団法人せんとうとまちでは東京の銭湯の保全再生や活用に携わり、銭湯山車巡行やアジア都市透視展といったアートプロジェクトも手がけている。2023年「マツコの知らない台湾夜市の世界」出演。

饗庭伸

都市計画家。東京都立大学都市環境学部准教授、2017年より同大学教授。専門は都市計画・まちづくりで、主に都市計画における市民参加、手法、人口減少時代の都市計画、震災復興のまちづくり、東アジアのまちづくりを研究。山形県鶴岡市、岩手県大船渡市、東京都世田谷区、石川県能登町鵜川などのまちづくりにかかわる。主な著書に「都市をたたむ」(花伝社、2015年)、「平成都市計画史」(花伝社、2021年)、「都市の問診」(鹿島出版会、2022年)、共著に「津波のあいだ、生きられた村」(鹿島出版会、2019年)、「コミュニティデザインの現代史 まちづくりをめぐる往復書簡」(学芸出版社、2024年)。

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