【受付終了】本のある私設公共空間から「ケアと働く」を考える。青木真兵×守本陽一「ルチャ・リブロ」×「だいかい文庫」

主催 一般社団法人ケアと暮らしの編集社(だいかい文庫/YATAI CAFE)
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2022/12/03 (土) 19:00 – 21:00
  • 会場:本と暮らしのあるところ だいかい文庫(豊岡市中央町6−1)/オンライン
  • 参加費:
    • 現地参加チケット ¥1,500
    • オンライン参加チケット ¥1,000 オンライン参加チケット+寄付チケット(1500円分)¥2,500
    • オンライン参加チケット+寄付チケット(3000円分) ¥4,500
    • オンライン参加チケット+寄付チケット(5000円分)¥6,500
  • 詳細・申込:
    https://carekura-221203.peatix.com/

内容

本のある私設公共空間から「ケアと働く」を考える。

だいかい文庫を運営するケアと暮らしの編集社では、人々のつながりを作る社会的処方を実施し、誰もが生きがいをもって暮らせる地域共生社会の実現に向けて活動しています。だいかい文庫では、本を通じた人々の居場所や役割となる場を運営しつつ、ケアとまちの交差点になるような役割を担っています。

今回、お呼びするのは「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーターの青木真兵さんです。青木さんは奈良県東吉野村という人口約1600人ほどの山村で自宅を図書館として地域に開いた活動をしながら、普段は障害ある方の就労支援の仕事をされています。

また、今回お呼びした理由として、だいかい文庫でも販売している青木さんの著書である「彼岸の図書館」や「手づくりのアジール」がきっかけです。本の中では、福祉的な側面から見た社会づくりと、資本主義的な社会づくりの両方の側面を行き来することが重要になってくるという考えや、障害のある方の就労支援を通して見えてきた社会についての考えなどが述べられています。実際にだいかい文庫の本棚オーナーの1人がルチャ・リブロにお伺いして、だいかい文庫とルチャリブロの本棚の選書が似ている(人文学、福祉、社会学関係)と思い、対談イベントをさせていただくことになりました。

青木さんは障害ある方の就労支援、ケアと暮らしの編集社代表の守本は保健所での医者を職業とされ、ライフワークとして地域に開いた私設図書館の運営をされていることから、ケアや福祉、場づくり、本をテーマに共通の価値観や思想があるのではと考えています。みなさんも一緒に考えてこれからの「ケアと働く」を一緒に考えていきましょう。

こんな人におすすめ
・本のある私設公共空間に関心のある方
・地域に開いた場をつくりたい方
・「社会的処方」「ケアとまちづくり」に関心のある方
・就労支援に関心のある方

■スピーカー

青木真兵(人文系私設図書館ルチャ・リブロ キュレーター)

1983年生まれ、埼玉県浦和市に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークにしている。2016年より奈良県東吉野村在住。現在は障害者の就労支援を行いながら、大学等で講師を務めている。著書に『手づくりのアジール』(晶文社)、妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館──ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)などがある。

守本陽一(一般社団法人ケアと暮らしの編集社 代表理事)

1993年、神奈川県生まれ、兵庫県出身。医師。学生時代から医療者が屋台を引いて街中を練り歩くYATAI
CAFE(モバイル屋台de健康カフェ)や地域診断といったケアとまちづくりに関する活動を兵庫県但馬地域で行う。2020年11月に、一般社団法人ケアと暮らしの編集社を設立。医師として働く傍ら、社会的処方の拠点として、商店街の空き店舗を改修し、シェア型図書館、本と暮らしのあるところだいかい文庫をオープンし、運営している。YATAI
CAFEで、まちづくり功労者国土交通大臣表彰受賞。共著に「ケアとまちづくり、ときどきアート(中外医学社)」「社会的処方(学芸出版社)」など。

■ファシリテーター/企画立案

城戸口智也(だいかい文庫 本棚オーナー)

1998年生まれ兵庫県西宮市出身。
学生時代に福祉やまちづくりに関する勉強や活動を行い、大学卒業と同時に、京都府京丹後市に移住して介護士として働く。また移住してからは丹後、但馬地域で、本に関する企画やまち案内、コミニティづくりなどの地域活動をしている。今回の対談イベントの発起人でもある。


■主催:ケアとまちづくり未来会議
■企画運営:一般社団法人ケアと暮らしの編集社
■お問い合わせ:info@carekura.com