【受付終了】気候変動に対応したスマートなまちづくり|低炭素・気候変動対応型都市に向けた世界銀行知識共有シリーズ#4

主催 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

第13回アジア太平洋都市サミット サイドイベント

都市は地球全体の4分の3に当たる温室効果ガスの排出源であるとともに、ヒートアイランド、洪水、健康危機など、気候変動の影響を受け、それを収拾する役割も担っています。気候変動の影響を軽減し、カーボンニュートラルという目標を達成するため、都市はより「気候変動に対応した」都市計画を行う必要があります。その中には持続可能でレジリエントな都市形態、より慎重な土地利用とゾーニングの規制、気候に焦点を当てた地域レベルの政策、都市インフラと空間デザインの計画と最適化、テクノロジーとイノベーションの活用、接続性、緑地、密度、気候リスクと将来の成長トレンドの考慮など、様々な側面から構成されています。また、民間セクターが都市と連携して気候変動に配慮した都市づくりを推進し、維持できるよう、インセンティブを与える環境を整えることも重要です。
「低炭素・気候変動対応型都市に向けた知識共有シリーズ」の第4回目となる本イベントは、福岡市が主催する第13回アジア太平洋都市サミット(APCS)のサイドイベントとして、「気候変動に対応したスマートなまちづくり」をテーマとし、2021年10月27日に開催します。 今回のオンラインイベントでは、日本や他国の経験、教訓、ソリューションをもとに、以下の2つのテーマを掲げています。

  1. 日本における都市緑地の実践と政策的取り組み
  2. 気候変動に対応したスマートなまちづくりにおける民間セクターの参加:オーストラリアの経験と東アジア・太平洋地域の都市への適用

本イベントでは、気候変動に対応した都市開発を推進する国内外の優れた事例や政策、民間セクターを巻き込んだ取り組みなどを紹介します。
都市開発分野の専門家、実務者、自治体関係者、また気候変動に対応したスマートなまちづくりに関する主な論点、解決策、テクノロジーに関心のある方は、是非ご参加ください。
イベントは、ZOOMにてライブ配信されます(日英同時通訳あり)。

日時

2021/10/27 (水) 12:30 – 13:50

場所

オンライン

参加費

無料

プログラム

12:30-12:35 開会挨拶

  • 登壇者:ミン・ジャン 世界銀行 プラクティス・マネージャー
  • モデレーター:ビクター・ムラス 世界銀行 TDLCチームリーダー

12:35-13:10 セッション1:福岡市の事例:気候変動に適応するための都市緑化政策

このセッションでは、福岡市の気候変動適応政策について、特に都市計画と緑地計画が適応策を促進する上で果たす役割について説明します。また、福岡市と地元の民間企業による小規模な緑化活動の推進や、日本の他の都市への教訓についても紹介します。

  • 登壇者:レスリー・マボン 英国オープン大学 工学イノベーション学部
  • 登壇者:中村純也 福岡市住宅都市局 花とみどりのまち推進部 みどり政策課長
  • モデレーター:レスリー・コルデロ 世界銀行 上級防災専門官

13:10-13:40 セッション2:スマートシティ開発のための主要SDGs指標アプローチ(KIA):オーストラリア・シドニーの事例

本セッションでは、ウエスト・シドニー開発を例にKIAを説明し、そのアプローチが東アジア・太平洋地域の都市にどのように適用できるかを説明します。また、グローバルなバリューチェーンが拡大し、個人投資家が気候変動に配慮した投資を好む中、KIAのアプローチがどのように都市に利益をもたらすのかについても議論します。

  • 登壇者:福泉靖史 三菱重工業株式会社 上席シニアフェロー(常務格)、エナジードメイン副ドメイン長
  • モデレーター:スタマティス・コトウザス 世界銀行 上級土地管理専門官

13:40-13:50 閉会挨拶

  • 登壇者:ユニ・キム 世界銀行 東アジア・太平洋地域 リージョナル・ディレクター セクター・リーダー
  • モデレーター:ビクター・ムラス 世界銀行 TDLCチームリーダー

*順不同、敬称略。登壇者・モデレーターは変更となる可能性があります。

申し込みはこちら

https://wb-low-carbon-cities-series4-jp.peatix.com/view
締切:2021/10/27

主催:世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)
協力:世界銀行都市・防災・強靭性・土地グローバルプラクティス(GPURL)、世界銀行環境・天然資源・ブルーエコノミー・グローバルプラクティス(ENB)、福岡市

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