【受付終了】房総の地域づくり-里山再生と地域資源を活用した地域社会活性化の取り組み|比較住宅都市研究会

主催 比較住宅都市研究会
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

1960年代から急速に進行した「石炭から石油へ」のエネルギー革命は、房総半島の薪炭業を直撃し、東京湾の白砂青松の海辺は臨海工業地帯に変貌しました。外房沿岸では1970年代からのイワシの不漁を契機とする沿岸漁業の衰退が進行しました。市場を失った薪炭林(里山)ではゴルフ場の開発が進み、全国一のゴルフ場密集地に変貌し、竹林も需要が無くなり放置されるようになりました。房総半島の農林漁業の衰退により人口減少が続いていまが、21世紀になると国際的な課題の温暖化対策としてSDGsが推進されるようになります。放置され、荒廃した房総の里山や竹林をバイオマス資源として活用することはカーボンフリー寄与するだけでなく、就業機会の拡大を通じて定住人口の増加も期待できます。こうした目的で2015年に「ちば里山・バイオマス協議会」を結成し、里山再生とバイオマス資源活用に取り組んでいます。協議会結成に至る経緯と活動について報告いただき議論します。

概要

  • 日時:2020年11月21日(土)13時30分~15時30分
  • 会場:イベント館(関東鉄道竜ヶ崎駅から中心商店街を東に歩いて6分)
  • 参加費:500円 研究会後の懇親会費 500円

講師

高橋章氏(オフィス・ネオ 主任研究員 NPO法人 汎房総地域づくり研究会 事務局長)

1947年福岡県大牟田市生まれ。73年に東京工業大学社会工学科鈴木忠義研究室(観光計画)を卒業。73年卒業後、コンサルタントに入社後2年間、トヨタ系のシンクタンクと(財)余暇開発センターの客員研究員を兼務。76年に独立後は市街地再開発と港湾計画や環境アセスメント、地震対策関連、自治体の総合計画等の各種計画策定、NEDOのエネルギー関係のフィージビリティ調査が主要業務。99年12月に会社倒産し、事業継続のため(有)オフィス・ネオを設立。2002年に鈴木教授主催の当て塾活動に参画、そのメンバーからNPO汎房総地域づくり研究会(’03年9月認可)への誘いがあり05年に入会、12年に事務局長に就任。15年11月「大多喜町 低炭素社会づくりシンポジウム」に参加、15年12月「ちば里山・バイオマス協議会設立総会において監査役に就任。

申し込み

参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありますので、前日までにあらかじめEメールで、氏名、所属をご連絡下さい。ご連絡がなく出席の場合は、原則として資料をお渡しできません。申し込み後に欠席等する場合も、お手数ですがメールでご連絡下さい。

問い合わせ・申込み先:比較住宅都市研究会事務局 海老塚良吉
E:mail:ryou.ebizuka@nifty.com

詳細はこちら

https://bit.ly/2jmdUMV
締切:2020/11/20