渡邉義孝×柳沢究『旅の建築フィールドノート術』刊行記念トーク「旅を描いて建築を知る」
主催 | 恵文社一乗寺店 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2025年10月27日(月)19:30 – 21:00(開場19:00)
- 会場:恵文社一乗寺店 コテージ/オンライン併催
- 参加費:1000円(定員 35名)
- 詳細・申込:https://forms.gle/EXdvRq7EZR3uSciLA
内容
31年間で54の国と地域を巡り、3000頁超の建築旅のノートをつくってきた建築家・渡邉義孝さん。その記録術をまとめた『旅の建築フィールドノート術』の刊行を記念し、ゲストに建築家・研究者の柳沢究さんを聞き手としてお招きし、公開対談を行います。
「建築を知る」とはどういうことなのか、旅先で「建築を描く」行為はその後の思考や知覚にどんな変化をもたらすのか。
20代から旅にハマり、現在も旅のなかで建築を学び・考えてきた建築家2人の対談から考えてみませんか。
イベントでは、実測のコツ、速記や時短着彩のテクニックなどについて、あるいは土地の調べ方・歩き方、おすすめの都市や建築、忘れられない食や人との出会い、観劇体験、ハプニング、はたまた参加者の皆さんの体験談なども交えて、旅を通じて建築を知る醍醐味を語りつくす90分。
当日は、渡邉さんの描いた実物のノートも展示します。
頁をめくって、貼られたチケットや航空券の手触りとともに、ゆっくりと「ノートの旅」も楽しんでいただけます。
さらに、本イベントにご参加いただいた方の中で、現地参加の方へ特別なお土産として、本書未収録の渡邉さんのフィールドノートをまとめたミニ冊子をプレゼントいたします。
※こちらはリアルイベントのみのご来場特典です。
ぜひご参加くださいませ。
登壇者プロフィール
渡邉 義孝(わたなべ・よしたか)
1966年生まれ。一級建築士、風組・渡邉設計室代表。尾道市立大学非常勤講師。尾道空き家再生プロジェクト副代表理事として空き家再生・空き家バンク事業を担当。住宅設計、民家再生、文化財調査等の業務のかたわら、主にユーラシア各地の伝統的建築のフィールドワークを続け、訪問国は54ヶ国・地域。『中国新聞セレクト』にて連載中。2011年に東アジア日式住宅研究会メンバーとして台湾に渡り、以降35回渡航。スケッチや実測図面をまとめて2019年に中国語版『台湾日式建築紀行』を台湾で出版(時報出版社)。2022年に日本語版『台湾日式建築紀行』(KADOKAWA)を出版。2019年から台南市観光顧問を務め、台湾ユニット老屋顔とともに講演も行う。著書は他に『風をたべた日々─アジア横断旅日記』(1996年/日経BP社)、共著に『セルフビルド 家をつくる自由』(2007年/旅行人)など。
柳沢 究(やなぎさわ・きわむ)
1975年生まれ。京都大学大学院工学研究科准教授。博士(工学)。一級建築士。究建築研究室代表、名城大学准教授などを経て、2017年より現職。アジアの伝統的居住空間のフィールド調査、住経験の研究、住宅の設計等に取り組む。20歳の頃に1年間のバックパッカー生活で建築と旅に目覚め、修士でヴァーラーナシーを調査して以来インドに通いはじめてはや25年。主な著書に『住居計画入門:住まいをめぐる文化・歴史・空間』(2024年/学芸出版社)、『住経験インタビューのすすめ』(2019年/西山夘三記念すまい・まちづくり文庫)、『住まいがつたえる世界のくらし』(2016年/世界思想社)など。設計作品に「ほら貝のRC住宅改修」「あじまの家」「斜庭の町家」ほか。受賞に京都建築賞優秀賞、地域住宅計画賞、住総研実践・研究選奨ほか。