ポストコロナ時代の都市デザイン-槇総合計画事務所UDセクションから今を振り返る-

主催 比較住宅都市研究会
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2024年6月28日(金)18時30分~20時30分
  • 会場:東京都立大学同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室 渋谷区宇田川町12-3
  • 参加費:(現地参加)1000円、(ネット参加)600円
  • 詳細・申込:http://home.g08.itscom.net/ebizuka/

内容

北九州・門司港地区の再生事業(1989~継続中)に関わり、沖縄・那覇国際通り、横浜・山下町再開発、東京・新宿東口モア街、渋谷川再生や地方の歴史的街並み保存にも関与しつつある。その活動を支えた根本理念こそ、ポスト近代都市計画としての「都市デザイン」、原点は1974~84年の槇文彦氏主宰の槇総合計画事務所UDセクション(今は無い)。この出発点が異端の都市計画家として評される由縁だが、秩序ある用途混在、歴史的資源の保存、歩行者優先社会の実現、いまも掲げるこれらのキーワードに賛同する地域の方から声が掛かり続ける。一方で、門司港からわずか車で30分の位置にある故郷のまちは、「元祖シャッター通り」と評され、いち早く中心市街地再生の先端手法を続々と投入してきたが、その成果はいかに。これらをネタに議論したい。

講師

中野恒明 氏(アプル総合計画事務所・代表/芝浦工業大学名誉教授/東京建築士会中央支部・支部長)

1951年生まれ。都市デザイナー・都市プランナー/1974年東京大学都市工学科卒業、1974-84年:槇総合計画事務所、1984年~アプル総合計画事務所設立・代表、05-16年:芝浦工業大学教授、17年-同名誉教授。著書に『液状化はまた起こる-3.11東京湾岸液状化・被災建築士の復旧記録』花伝社(2024/3)、『まちの賑わいをとりもどす ポスト近代都市計画としての「都市デザイン」』花伝社 (2017/9)、『都市環境デザインのすすめ』学芸出版社(2012/5)、ほか

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