【受付終了】対談 五十嵐太郎×橋爪紳也|インポッシブル・アーキテクチャー 建築家たちの夢
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
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建築の歴史を振り返ると、完成に至らなかった素晴らしい構想や、あえて提案に留めた刺激的なアイディアが数多く存在しています。未来に向けて夢想した建築、技術的には可能であったにもかかわらず社会的な条件や制約によって実施できなかった建築、実現よりも既存の制度に対して批評精神を打ち出す点に主眼を置いた提案など、いわゆるアンビルト/未完の建築には、作者の夢や思考がより直接的に表現されているはずです。
この展覧会は、20世紀以降の国外、国内のアンビルトの建築に焦点をあて、それらを仮に「インポッシブル・アーキテクチャー」と称しています。ここでの「インポッシブル」という言葉は、単に建築構想がラディカルで無理難題であるがゆえの「不可能」を意味しません。言うまでもなく、不可能に眼を向ければ、同時に可能性の境界を問うことにも繋がります。建築の不可能性に焦点をあてることによって、逆説的にも建築における極限の可能性や豊饒な潜在力が浮かび上がってくる――それこそが、この展覧会のねらいです。
約40人の建築家・美術家による「インポッシブル・アーキテクチャー」を、図面、模型、関連資料などを通して読み解きながら、未だ見ぬ新たな建築の姿を展望します。
対談について
日時
1月11日(土) 14:00~
会場
国立国際美術館 B1階 講堂(大阪府大阪市北区中之島4-2-55)
登壇者
五十嵐太郎(本展監修者、東北大学教授)
橋爪紳也(大阪府立大学研究推進機構特別教授、大阪府立大学観光産業戦略研究所所長)
参加費
参加無料
定員
130名、当日10:00から整理券を配布