【受付終了】今後の持続可能な社会形成のための技術体系をめぐって―適正技術に関する包括的フレームワーク―(2019/11/01|大阪)
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
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気候変動は、もう実際に深刻な災害群を頻発させるほどに進行し、また、世界で最も裕福な26人の資産が、貧しいほうから半分の38億人の資産に等しいというきわめて極端な貧困・格差の問題が生じる事態にもなっています。今後の持続可能な世界の形成に向けて、私たちの社会・経済の大胆な転換が求められており、そこには相応の技術体系が必要となります。今回のセミナーでは、かつて隆盛した適正技術の運動・活動にも手がかりを得ながら、これからの望ましい技術のあり方を、包括的なフレームワークとして打ち出していくことをご提案し、参加者の方々からご意見をいただいて、より有意義なものとしていくことをめざします。
※このフレームワークは、2019年12月7,8日に東京で開催される国際会議「SDGs×適正技術×アジア-適正技術に関する包括的フレームワーク」で議論され、最初のドラフトが発信される予定です。
日時
2019年11月1日(金) 18:30 - 21:00 (18:15受付開始)
会場
大阪駅前第2ビル5階 第6研修室
大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5・6階
講師
田中直 (特定非営利活動法人APEX代表理事)
1976年東京大学工学部卒業後、石油会社で石油精製プロセス管理、情報システム、バイオテクノロジー、排水処理などの業務に従事する一方、1987年の設立当初からAPEXの代表をつとめ、1999年より専従(代表)となる。2017年より、適正技術フォーラム代表理事を兼務。理学博士。
著書:『適正技術と代替社会-インドネシアでの実践から』 (岩波新書)
編著書:『転換期の技術者たち』、『第三世界の問題を考える』(剄草書房)など。