公開研究会「人間―環境系研究のこれから」研究編

主催 一般社団法人 日本建築学会 建築計画委員会 計画基礎運営委員会 環境行動研究小委員会 + 設計方法小委員会
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

内容

日本建築学会 環境行動研究小委員会は、1996年に設計方法小委員会から独立し、『人間-環境系のデザイン』(彰国社, 1997)の出版をひとつの契機として設置されました。以来、人間と環境の関係をめぐる研究を重ね、『まちの居場所』を2冊(東洋書店, 2010、鹿島出版会, 2019)刊行するとともに、近年は学生が楽しみながら学べる『環境行動学入門』(学芸出版社, 2024)を出版し、教育にも視野を広げてきました。

本シンポジウムでは、環境行動研究小委員会と設計方法小委員会とのコラボレーションにより、環境行動研究小委員会設置当時と現在を、「研究」と「教育」の二つの視点からそれぞれ2回に分けて報告します。第一部では『人間-環境系のデザイン』出版当時の状況を振り返り、第二部では登壇者がそれぞれの研究・教育テーマを報告します。第三部では第一部・第二部を横断して議論を行い、これまでの歩みを俯瞰しながら、今後の人間-環境系の研究と教育のあり方を考えていきます。