【受付終了】私の小さなグランドツアー ローマの都市と住宅|比較住宅都市研究会(2019/10/11|東京)
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
---|
趣旨
住宅生産性研究会が創立以来、半世紀間、こだわってきた欧米の住宅産業に学ぶ取り組みの中で、住宅のスタイル(様式)と都市計画の問題は、私の過去半世紀の調査研究の結果、古代ローマに立ち返る=ルネサンスが、基本の解決を提起していると考えました。前回のパラディアンを追っかけた北イタリアの調査報告の延長戦として、今回は、古代、ルネサンス及び現代ローマの都市を訪問し、疑問の解明に努めました。それは私にとっては、中世から近代にヨーロッパで行われたグランドツアーに相当するものでした。今回の報告会ではこの表題を付けてお話を纏めることにしました。当日は、ローマで撮影した写真を見ていただきながら、建築様式(スタイル)を支える思想について話します。
日時
2019年10月11日(金)18時30分~20時30分
会場
首都大学東京同窓会 八雲クラブ
ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室
渋谷駅 徒歩5分 渋谷区宇田川町12-3 電話 5489-8123 地図は下記を参照
http://home.g08.itscom.net/ebizuka/yakumomap.jpg
参加費
1000円(会場費、資料、飲み物、研究会後の懇親会などの費用として利用します)
申込み・問合せ先
比較住宅住宅研究会事務局 海老塚良吉
E:mail:ryou.ebizuka@nifty.com
参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありますので、前日までにあらかじめEメールで、氏名、所属をご連絡下さい。ご連絡がなく出席の場合は、原則として資料をお渡しできません。申し込み後に欠席等する場合も、お手数ですがメールでご連絡下さい。
報告者
戸谷英世氏(特定非営利活動法人 住宅生産性研究会理事長)
1962年名古屋工業大学建築学科卒業、同年建設省住宅局に入省、公営住宅、住宅地区改良法当の住宅行政、建築基準法の第5次改正を含む建築行政、建築士法行政を担当、プレハブ住宅教育制度の創設、枠組み壁工法の建築基準法告示の作成と2×4工法のオープン、木造構造協会(住木センターの前身)の創設、インドネシア共和国公共事業省及び都市開発公団で都市開発計画を担当、愛媛県及び大阪府で住宅建築都市行政を担当、住宅都市整備公団で都市開発調査を担当、建設省建築研究所で研究管理を担当、国土開発技術研究センターで住宅都市調査を担当、その間、東洋大学で不動産学の非常勤講師を担当(25年間の官僚人事) 1988年エー・ビー・シー開発でSVビレッジ等の輸入住宅建設及び輸入建材輸入を担当、神戸インターナショナルハウジングフェアー(KIHF)の開催を担当、NPO法人住宅生産性研究会(HICPM)を創設し、NAHB(全米ホームビルダー協会)のCMテキスト翻訳と同協会との相互友好協力協定を締結し、技術移転セミナーを工務店に対し開始。その後米国の住宅産業の調査研究を行うとともに毎年5回程度訪米し、新たな調査を行う一方研究した内容確認を行ってきた。その中で、1980年代に入り米国の住宅産業がニューアーバニズムにむけて大きな転換を示し、「住宅による資産形成」を実現する軌道が引かれた技術を日本国内へ「サステイナブルコミュニテイの実現」という方向で具体的な工務店による宅地開発として技術移転を行ってきた。