【受付終了】リバプールの1ポンド住宅から考えるイギリスの住宅政策の現在|比較住宅都市研究会(2019/06/19|東京)
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
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[概要]
◎開催日時:2019/06/19 18:30~20:30
◎会場:首都大学東京/旧都立大学同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室 渋谷区宇田川町12-3
◎詳細・申込:
http://bit.ly/2jmdUMV
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テーマ
リバプールの1ポンド住宅から考えるイギリスの住宅政策の現在
趣旨
日本でも問題になっている空き家問題でるが、イギリスにおいても空き家の存在は住宅政策における課題の一つである。空き家対策の一環として、2013年、イギリス、リバプールでリバプール市が所有している空き家住宅が1ポンド(150円)で売り出され話題になった。1ポンドで地元の人々に買われた住宅は、ロンドンの若手建築家集団の力を借りて再開発をされ、リバプールに働く人のための住宅として生まれ変わった。地元の人々は、この開発を地域の再開発へとつなげようとし、その活動は全国的に注目を集めることなった。リバプールでの1ポンド住宅の実際を報告した上で、イギリスにおける空き家問題を住宅政策の観点から考え、議論をしたい。
報告者
漆原 弘氏(イギリス在住の建築家、Urushibara Architecture and Consultancy)
1990年早稲田大学建築学科大学院修士課程終了後、SKM設計計画事務所/近代建築研究所勤務。1995年より、英国、ヨーク大学博士課程で集合住宅デザインの研究を行い、1999年に博士号取得。博士号論文テーマは日本と英国における住宅政策とそのデザインへの影響。その後、O’Riordan Staehlu Architects(アイルランド共和国)、Sarum Partnership(英国)、Perkins Ogden Architects(英国)、ハンプシャー州建築課を経て、2019年、Urushibara Architecture and Consultancyを設立。現在は、住宅設計や住宅デザイン、住宅政策、アーバン・デザインなどの研究活動を英国でおこなっている。建築学博士、一級建築士、 英国政府登録建築家、英国王立建築家協会会員