アメリカ・オレゴン州土地利用法を参考とした持続可能な土地利用法制の検討
主催 | 比較住宅都市研究会 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2025年9月2日(火)18時30分~20時30分
- 会場:オンライン併催。現地/東京都立大学同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室 渋谷区宇田川町12-3
- 参加費:1000円(学生は500円)、ネット参加600円(学生は無料)
- 詳細・申込:http://home.g08.itscom.net/ebizuka/
内容
アメリカのポートランド都市圏は、都市計画の優等生として日本でも1990年代から研究対象とされてきました。2000年代に入っても、持続可能性を意識した独特な価値観が共有されたユニークかつ活気ある都市として注目されてきました。この都市を形作っているのは1970年代初頭から実施されてきたオレゴン州土地利用法です。都市成長境界線に代表される都市成長管理政策は、人口増加を前提としており、現在の日本における注目度は下がっていますが、ニューサンスを防止して良い都市環境を維持しようという根本の部分は、空き家問題等、人口減少社会への対処にあたっても参考になると考えます。アメリカの連邦レベルの判例の経過から、公的ニューサンスの位置づけを分析し、オレゴン州土地利用法への連続性を見出すことを企図します。
講師のプロフィール:
菅澤紀生氏(すがさわ法律事務所)
東京都杉並区出身。司法修習により札幌に移住し、通常の弁護士業務の傍ら、まちづくり活動、都市法、環境法の研鑽を積んできた。2004年から2006年までポートランドに留学し、ルイス・アンド・クラーク・ロースクール環境法LLMを修了。2019年から2024年まで北大法学研究科博士課程に在籍し、博士号を取得した。オレゴンで学んだDIY精神を実践し、自宅、事務所(両方とも築55年以上)の改装も一部自分で手掛けた。
講師はネット参加です。