【受付終了】立石まるしぇー都市住民の居場所 | 比較住宅都市研究会(2019/04/26|東京)
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
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[概要]
◎開催日時:2019/04/26 18:30~20:30
◎会場: 首都大学東京同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階1001号室 渋谷区宇田川町12-3
◎詳細・申込:
http://bit.ly/2A8ixCe
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日時
2019年4月26日(金)18時30分~20時30分
報告者
横山知代氏(立石まるしぇ)
場所
首都大学東京同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階1001号室(渋谷区宇田川町12-3)
会費
1000円(会場費、資料、飲み物、研究会後の懇親会などの費用として利用します)
詳細・申込み
http://bit.ly/2jmdUMV
※参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありますので、前日までにあらかじめEメールで、氏名、所属をご連絡下さい。ご連絡がなく出席の場合は、原則として資料をお渡しできません。申し込み後に欠席等する場合も、お手数ですがメールでご連絡下さい。
要旨
下町の路地裏にある小さな民家が今、人間関係が希薄だと言われている都市住民の活動拠点となりつつある。使わなくなった家を提供する大家、そこを管理する市民団体、利用する近所の市民。立石まるしぇで利用の水曜日以外は、子ども食堂&問題を抱える子供の居場所、引きこもりの若者を社会に触れさせる目的でみんなの食堂、アフリカ女性支援団体のバザー、英会話教室、アマチュア画家の描いた絵の展示など、さまざまな活動が展開されている。
経済的にある程度余裕のある 70 代の大家が、地域の為に自由に使える場所として無償で提供しているところが、誰もが利用しやすいポイントである。実際の利用者は光熱費や管理費をいくらか支払っている。再開発を前にこの春、空家をクローズしたいとの大家の意向を踏まえ、立石まるしぇの活動は、近隣にある、まるしぇ野菜使用店舗内での活動に切り替えた。空家での 3 年間の活動により、地域内で知られるようになった、立石まるしぇの活動を事業にすべくスタートを切った。「この空家をベースに活動した人が、次のステージへ行く為の場所になるといい」と言う大家の願い通りの展開である。
様々な人が出入りする場所で、いくつかの問題や課題も発生しているが、地域に住む人が、お互いを知り、悩みを共有したり励ましあったりできる場所。そこから生まれるコラボや事業。この場所で出逢った数名で立ち上がった「よこがお」「葛飾着物の日」「立石まるしぇ事業化」。都市部でも地方でも空家問題はかなり深刻と思われる。発想の転換や様々な人が関わる事で、空家が有効資産になる事を期待したい。
講師のプロフィール:
1970 年東京生まれ。葛飾区立石在住。立石まるしぇ主催。自然豊かな地方での暮らしを夢見て、20 代から、小笠原、沖縄、北海道礼文島や、稚内などに在住。最終的にフランスでの短期留学を通し、日本の良さを再確認し帰国。その後は都内デパートにて、衣料品や高級品の販売などに従事。2011年3月の震災をキッカケに、国内の食料自給率の低さや、災害時に一般市民の住む地域には物流が後回しにされる事を体感し、食に関わる活動にシフト。2015 年埼玉県比企郡小川町での就農準備校に入校、隣のときがわ町で有機農業研修中に、売り先を探していた農家と、売る野菜をしていた市民団体の方とのご縁で、立石まるしぇの活動に関わる。